パワハラ訴訟(勝訴・処分・和解)・書類送検事例(16/12/21・3団体追加)

明らかなパワハラを受けていながら泣き寝入りしている方の参考になればと思い、パワハラ訴訟で労働者が勝訴・処分・和解した事例や、団体が書類送検された事例を以下に随時掲載していきます(掲載企業はあいうえお順です)。

個人的に興味深いのは、公的組織の事例が思っていたよりも多い点です。リストラの無い職場環境が加害者をエスカレートさせてしまうのでしょうか。

私は投資家でもありますが、このような企業・団体は訴訟や労災による利益損失の可能性があり、さらにはパワハラが見過ごされてきた事実から、それ以上の悪事が隠れている恐れもあるため、投資先に選ばないのはもちろん、商品購入も可能な範囲で避けます。

2016/12/21追加
・山陰放送
・しゃぶしゃぶ温野菜
・福島県立医大

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愛知県豊川市役所

多忙・パワハラが原因/名古屋高裁逆転勝訴 「公務災害」認める/公務員自殺訴訟

(しんぶん赤旗・2010/5/22)

上司のパワハラで自殺に追い込まれたとして、愛知県豊川市役所の元児童課長・堀照伸さん(当時55)の公務災害認定を求める裁判の控訴審判決が21日、名古屋高裁でありました。高田健一裁判長は、一審判決を取り消し、原告で妻・しずゑさん=豊川市=の請求を認め、公務災害としました。

堀さんは、新事業の難航と上司のパワハラによって、うつ病を発症し、同課長に着任して57日目の2002年5月27日に「もう疲れました。無念」の遺書を残して自殺しました。一審判決は、仕事の多忙さは認めたものの、うつ病発症は本人の性格によるものとしていました。

暁産業

パワハラ自殺訴訟、和解を「検討」 名古屋高裁金沢支部の勧告で双方

(福井新聞・2015/04/13)

消火器販売などの「暁産業」(福井市)に勤めていた男性社員=当時(19)=が自殺したのは上司のパワーハラスメント(パワハラ)が原因として、男性の父親が会社と当時の上司2人に対し損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口

頭弁論が13日、名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)であった。
双方が控訴理由書など書面を提出し、この日で弁論は終結した。父親側と同社側の弁護人によると、弁論後、裁判所から和解勧告があったといい、双方は「検討する」とした。和解期日は6月1日。

一審の福井地裁は昨年11月、男性が手帳に記載していた上司の発言内容を根拠に「典型的なパワハラ」として、同社と直属の上司に対し約7200万円の支払いを命じた。管理職の上司への請求は棄却した。

同社側は控訴理由書で、手帳の記載内容には明らかに上司の発言ではないと推測できるものがあると主張。パワハラと認定された発言は指導の範囲を超えておらず、自殺との因果関係も否定されるとした。

父親側も控訴し、棄却された管理職の上司の責任や、損害賠償額について争うとした。

ABCマート

靴販売のABCマート、違法残業100時間 運営会社など書類送検

(YAHOOニュース・2015/07/02)

東京労働局過重労働撲滅特別対策班は2日、靴の販売店「ABCマート」が従業員に違法な長時間労働をさせたとして、労働基準法違反容疑で、運営会社と役員らを、東京地検に書類送検した。

送検容疑は、平成26年4~5月、東京都内の2店舗で、従業員計4人に対し、それぞれ月100時間前後の違法な時間外労働をさせるなどした疑い。

同局によると、これまでにも複数の店舗で指導してきたが、改善が不十分だったという。

特別対策班は、厚生労働省が4月、いわゆるブラック企業対策のため、東京労働局と大阪労働局に設置。書類送検を行うのは、両局を通じて今回が初めて。

運営会社のエービーシー・マートは、「このような事態に至ったことは誠に遺憾。関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントした。

大阪府警

激辛カレー・生肉も強要 「部下に拳銃」警官に停職

(朝日新聞・2016/1/21)

大阪府警は20日、飲み会で激辛カレーなどを食べさせたり拳銃を向けたりするなど部下1人に不適切な行為を繰り返したとして、高槻署地域課の男性巡査部長(30)を停職6カ月の懲戒処分とし、銃刀法違反(加重所持)の疑いで書類送検したと発表した。巡査部長は同日、依願退職した。

大津市

部下20人それぞれを大声で叱責 大津市、パワハラ職員懲戒

(京都新聞・2015/5/20)

大津市は19日、市民部の課長級の男性職員(53)が部下を大声で叱るなどパワーハラスメントを繰り返したとして、同日付で減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。また、管理不足として当時の上司だった市教委の次長級職員(58)を減給10分の1(1カ月)、市民部の部長級職員(58)を戒告処分とした。

岡山県貨物運送

「ばか、辞めちまえ」暴言暴行の会社に6900万賠償命令 パワハラ自殺で仙台地裁

(msn産経ニュース・2013/6/25)

運送会社「岡山県貨物運送」(本社・岡山市)の宇都宮営業所の男性社員=当時(22)=が自殺したのは上司のパワーハラスメントや長時間労働が原因として、宮城県の両親が同社側に約1億1200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁(斉木教朗裁判長)は25日、同社側に計約6900万円の支払いを命じた。

男性側は「労働時間は毎日15~16時間で、休日もほとんどなかった」と主張。会社側は「労働時間と自殺との間に相当因果関係は認められない」などと反論、パワハラも否認していた。

訴状によると、男性は平成21年4月、事務員として採用されたが、実際にはリサイクル家電の運搬などを担当。過重労働に加え、所長に「ばか。辞めちまえ」と怒鳴られ顔を殴られるなどのパワハラを受け、同10月に宇都宮市の自宅で自殺した。

オリンパス

オリンパス内部通報の濱田さん、パワハラ激化で3度目の人権救済申立 勝訴確定でコンプライアンス推進部長職を要望

(MyNewsJapan・2012/7/29)

オリンパス社員の濱田正晴さんは、コンプライアンス室に社内の不正行為を内部通報した結果、報復人事とパワハラを受けた。上司と会社を相手取った裁判では今年6月下旬、最高裁で勝訴が確定。だが現在も、「給料(ランクP2=年収700万円台)は払うから何をしていてもよい」と仕事を与えず野放しにする前代未聞のパワハラを受けており、今月11日には3度目となる人権救済申立てを行った。今後の焦点は人事処遇。子会社への転籍、つまり本体から退職させる打診をしてきた会社側に対し、濱田さんは「オリンパス再生に尽力したい」と、グループコンプライアンス推進部長職を希望している。転籍は、明らかに公益通報者保護法の趣旨に反する。オリンパスはいつまで過ちを続けるのか。

神奈川SR経営労務センター

女性職員へのパワハラで逆転勝訴確定 社労士組合に賠償命令

(産経ニュース・2016/02/19)

社会保険労務士らの事務組合「神奈川SR経営労務センター」(横浜市)の職員だった女性が、上司らのパワーハラスメントをめぐる訴訟が和解した後も状況が改善しなかったとして、センター側に新たに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は19日までに、センター側の上告を受理しない決定をした。17日付。女性逆転勝訴の2審判決が確定した。

最初の訴訟では12年11月、センターが70万円を女性に支払い、再発防止に努めることなどを条件に和解。今回はセンターが和解条項に従ったかどうかが争点となり、1審横浜地裁は「不履行とまではいえない」と女性の請求を退けた。

だが2審東京高裁は、センターの役員が「過去はどうでもいいじゃないか」と発言した点などを挙げ「不誠実な態度をとり続けて義務の履行を怠った」と認定、330万円の支払いを命じた。

神奈川県 厚木市

部下に「ぶっとばすぞ」 厚木市部長をパワハラで停職

(朝日新聞・2016/01/08)

神奈川県厚木市は28日、部下に対して「ぶっとばすぞ」と暴言を吐くなどのパワーハラスメントがあったとして、市の男性部長(58)を同日付で停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。同じ部の労務管理を担当する次長(58)は減給2カ月(10分の1)、小林常良市長と副市長2人も減給1カ月(同)とした。

部長は「指導だった」としているが、机をたたいたことについては反省も口にしているという。

市職員課によると、部長は部下の課長や係長に対し、議会用の資料が不十分だなどと指摘して、「ばかやろう」「ぶっとばすぞ」などの暴言を吐いたり、資料を何度も作り直させたりしたという。

2人は精神的疾患で2カ月の療養が必要と医師に診断され、療養休暇中。2人から相談を受け、市が職員19人に聞き取り調査をしたところ、10人以上がパワハラ行為を見たり聞いたりしていた。6月中旬から、療養に入る直前の9月中旬まで頻繁にあったという。

同市でパワハラによる処分は初めて。市は29日付で部長を総務部付け専任参事とする人事も発表した。

岐阜県

岐阜県職員パワハラ自殺訴訟が和解 9600万円支払い

(朝日新聞・2016/01/08)

岐阜県職員の30代の男性が自殺したのは、上司のパワーハラスメントや過重な勤務が原因だとして、遺族が県に約1億650万円の損害賠償を求めた訴訟が8日、県が9600万円を支払うことで岐阜地裁で和解した。

訴状によると、男性は2012年4月から県施設の建て替えに関する業務などを担当。体調不良を訴え、13年1月に自宅で自殺した。原告側は上司から「仕事ができない」などと日常的に怒られ、月100時間以上の残業をしていたと主張した。一方、地方公務員災害補償基金岐阜県支部は14年9月に、長時間残業と上司の不適切な指導で精神疾患が生じたと判断し、公務災害を認定。これを受け、和解に向けた協議が進められた。

和解には謝罪は含まれておらず、パワハラは認めていないが、県人事課は長時間勤務と不適切な指導には一定の責任があるとしている。原告側弁護団によると、地方自治体が過労死の損害賠償請求の和解に応じた例は少ないという。

岐阜市

後輩消防士にパワハラ、暴力も 岐阜市、停職1カ月処分

(朝日新聞・2015/12/15)

岐阜市は15日、後輩に対し殴るなどの暴力行為を伴うパワーハラスメントを繰り返したとして、市消防本部の男性消防士(26)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

市によると、男性消防士は、今年4月に配属された後輩の男性消防士(27)について「放水訓練でホースの持ち方が悪い」といった不満を持ち、6~9月、手のひらで顔を打ったり、胸付近を手で10回ほど殴って首を絞めたりした。後輩の胸にはあざが残ったという。後輩の親族が10月に市に相談し、発覚。男性消防士は「一人前に育てたいという使命感に燃えていた」と話しているという。

きらら藤枝

パワハラ訴訟:解雇の元施設長に600万円賠償命じる−−地裁判決 /静岡

(毎日新聞・2013/3/29)

不正を内部通報したためパワーハラスメント(パワハラ)を受け不当人事や解雇処分を受けたとして、社会福祉法人県民厚生会の介護施設「きらら藤枝」元施設長の女性(58)が、同法人や当時の理事長らを相手取り地位確認や約1300万円の賠償を求めた訴訟の判決が28日、静岡地裁であった。増田吉則裁判官は請求の一部を認め、降格や解雇は違法だとし同法人に約600万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

判決文によると、女性は08年9月、当時の理事長らが不当に高額な報酬を得ていることなどを県に内部通報した。女性は降格され、11年1月、意に反し退職となった。女性は理事長らからのパワハラがあったと主張したが、判決は認めなかった。

熊本市

部下に昼食100万円おごらせる パワハラ職員処分

(dailymotion・2011/12/27)

熊本市は、いわゆるパワハラ行為をしたとして職員2人を停職6カ月の懲戒処分にしました。2人は、部下に昼食を100万円以上おごらせるなど嫌がらせを続けていました。

高知県警

パワハラ:部下に 警視を戒告処分 職場環境を悪化 /高知

(毎日新聞・2013/3/27)

県警監察課は26日、直属の部下を長時間にわたって怒鳴りつけるなどパワーハラスメントを行って職場環境を悪化させたとして、本部警務部の男性警視(56)を戒告処分にしたと、発表した。処分は同日付。

男性警視は昨年12月、実態調査を十分に行うためとして当時務めていた教養課長から更迭された。監察課は、「指導していたという一連の状況を総合的に見て、パワーハラスメントに当たると判断した」としている。

骨髄移植推進財団(骨髄バンク)

「常務理事のパワハラ、セクハラは事実」 骨髄バンク元総務部長が勝訴

(ロハス・メディカル・2009/6/12)

常務理事(当時)のパワハラやセクハラを理事長に文書で報告したところ解雇されたとして、骨髄移植推進財団(骨髄バンク)の元総務部長が地位確認などを求めていた民事訴訟の判決が12日、東京地裁で言い渡された。白石哲裁判官は、「文書の内容は基本的に事実」と元総務部長の訴えをほぼ全面的に認め、財団に対して解雇の無効とその間の賃金に加えて慰謝料50万円の支払いを命じた。(川口恭)

訴えていたのは財団の総務部長だった山崎裕一氏。山崎氏は2005年4月に財団の総務部長に就任。元厚生官僚の常務理事(当時)によるパワハラやセクハラの苦情が複数の職員から寄せられたため、職員から聞き取り調査をした上で、8月に理事長あてに改善を求める報告書を提出した。 財団は別途調査を行って「ハラスメントの事実はない」と発表。山崎氏の報告書が個人に対する誹謗中傷であるなどとして、06年9月に解雇通告した。当の常務理事も翌年3月に退任した。

埼玉県 秩父署

警備計画の決裁を拒否…男性警部自殺で前署長のパワハラ認定 埼玉・秩父署

(産経ニュース・2016/10/21)

埼玉県警は21日、秩父署地域課長兼山岳救助隊長で7月に自殺した男性警部=当時(52)、警視に昇進=にパワーハラスメントをしたとして、前秩父署長の男性警視(56)=警務部付=を戒告の懲戒処分にした。パワハラが自殺の原因となったことも認定した。前署長は同日、依願退職した。

 処分理由は3下旬~7月上旬、部下だった課長を大声で感情的に叱るなどして精神的苦痛を与えたとしている。課長は7月10日、自宅で自殺しているのが発見された。仕事の悩みなどを記した遺書を残しており、県警が経緯を調査していた。

 県警によると、課長は自殺する3日前、幹部会議で7月下旬に開催する「秩父川瀬祭」の警備計画の決裁を前署長に拒まれた。部下らに対して「何度決裁に行っても方針が定まらない。疲れた」などと漏らしていたという。

 また、課長の4~5月の休日は3日程度だったことも判明。県警は自殺の要因を「仕事上の悩みと長時間勤務による心身の疲れがあった」と判断した。

 前署長は調査に対し「感情的な指導を繰り返し、心理的負担を与えていることに気付かなかった」と釈明したという。

埼玉県ふじみ野市教委

課長の答弁なってない…議長パワハラ訴訟が和解

(読売新聞・2012/12/21)

元埼玉県ふじみ野市教委幹部が在職時、市議会の答弁を巡って強く叱責されるなどのパワーハラスメント(職権による人権侵害)を受けたとして、当時の市議会議長に計165万円の損害賠償を求めた訴訟は18日、さいたま地裁川越支部で和解が成立した。

訴えでは、市教委生涯学習部長だった高梨真太郎さん(61)は、昨年12月の総務常任委員会で、当時の市議会議長の岸川彌生(みつしげ)市議(59)から「課長の(議会)答弁は全然なっていない。部長の指導がなっていない」とどなられ、市長への謝罪を命じられるなどして、抑うつ状態の診断を受けた、などとしていた。

さいたま市

パワハラ自殺でさいたま市に1300万円賠償命令 「市側は必要な措置取らず」

(産経ニュース・2015/11/18)

さいたま市職員だった前沢史典さん=当時(41)=が自殺したのは、先輩職員のパワーハラスメントが原因だったとして、両親が同市に慰謝料など計約8100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、さいたま地裁であった。志田原信三裁判長はパワハラを認定した上で、市側の安全配慮義務違反と自殺の因果関係を認め、計約1320万円の支払いを命じた。

志田原裁判長は、暴言や暴行が半年間に及んでいたと指摘。市側についても「相談を受けた上司らはパワハラを調査せず、配置転換など必要な措置を取らなかった」とした。一方で、両親らも精神状況の悪化を認識していたとして、賠償額の8割を過失相殺した。

判決によると、前沢さんは平成23年4月から同市西部環境センターで勤務。同年12月に医療機関で「重症の鬱状態」との診断を受けた約1週間後、自宅で首をつって自殺した。

ザ・ウインザー・ホテルズ インターナショナル

飲酒強要にパワハラ認定で150万円の支払い判決

(ガジェット通信・2013/2/28)

2013年2月27日に共同通信が配信した「飲酒強要で『パワハラ』認定 東京高裁が賠償命令」によれば、「飲酒強要などのパワハラを受けたとして、ホテル運営会社『ザ・ウインザー・ホテルズ インターナショナル』(東京)の元社員が同社と元上司に損害賠償などを求めた訴訟」で、「飲酒強要を不法行為と認定し、150万円の支払いを命じ」る判決がくだった。

裁判長は、「元社員が少量の酒を飲んだだけで嘔吐しているのに、元上司が『吐けば飲める』と言って執拗に酒を強要したと認定した」そうだ。

佐賀県警

警部補をパワハラで処分

(佐賀新聞・2013/8/10)

佐賀県警は9日、部下を大声で怒鳴ったり暴力を振るうなどパワハラ行為をしたとして、40代の男性警部補を戒告処分にした。県警がパワハラ行為で懲戒処分にするのは初めて。

県警監察課によると、警部補は2010年夏ごろから12年7月中旬ごろにかけ、所轄署の担当課で部下数人が業務の進行状況を報告しなかったり、ミスをした際、大声で「帰れ」「やめろ」「ばかが」などと怒鳴りつけ、机や椅子を足蹴りにしたり、頭や顔を平手でたたいたりしたという。

監察課は今年に入って情報を把握、聞き取り調査でパワハラ行為を認定。同日付で当時の署長と直属の上司だった課長を厳重注意した。警部補は今年3月、別の署に異動、「自分のした行為は反省している。部下には申し訳なかった」と話しているという。

加茂賢治首席監察官は「職員の指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。県警は「本人の特定につながる」として、警部補の氏名や配属先などは明らかにしていない。

佐川急便

上司からエアガン・つば…佐川急便22歳自殺、労災認定

(佐賀新聞・2016/10/27)

佐川急便で上司からエアガンで足元を撃たれたり、つばを吐きかけられたりするパワハラを受けて自殺した男性(当時22)の遺族が、労働災害と認定されなかったことを不服として国を訴えた訴訟で、仙台地裁(大嶋洋志裁判長)は27日、労災と認め、遺族補償金などの支給を認める判決を言い渡した。不支給とした仙台労働基準監督署の処分を取り消した。

判決によると、男性は2010年3月、佐川急便に入社。東北支社仙台店(現南東北支店仙台営業所)で経理などを担当していたが、11年12月にうつ病の診断を受けた。4日後には自宅で制服姿で首をつって自殺。遺族は12年2月に労災保険法に基づき遺族補償一時金と葬祭料の支給を仙台労基署に申請し、同年12月に不支給処分となった。

男性は直属の上司から日常的に仕事のミスで注意を受けていた。自殺する直前にはエアガンで撃たれたり、つばを吐きかけられたりする暴行や嫌がらせを受け、SNSに「上司に唾(つば)かけられたり、エアガンで打たれたりするんですが、コレってパワハラ?」と投稿。自分のスマートフォンにも「色々頑張ってみたけどやっぱりダメでした。薬を飲んでも、励ましてもらっても、病気の事を訴えても理解してもらえませんでした」と書き残していた。

上司はうつ病になったと訴える男性に「そんなの関係ない。迷惑かけられて大変だった」と残務処理を指示。判決は一連の行為を「社会通念上認められる範囲を逸脱した暴行または嫌がらせ行為」とし、うつ病は業務上の発症と認めた。

仙台労基署は「今後の対応については関係機関と協議していきたい」、佐川急便は「事実関係を確認しています」とコメントした。

山陰放送

山陰放送執行役員、セクハラとパワハラ… 50代男性、諭旨退職処分

(産経ニュース・2016/12/8)

鳥取県米子市の山陰放送は8日、社員らにセクハラやパワハラなどを行ったとして、50代の男性執行役員を諭旨退職の懲戒処分(5日付)にしたと発表した。

同社によると、この元執行役員は数年前から、社内で複数の男女社員らに暴言を吐くなどのパワハラや、女性社員らの体を触るなどのセクハラをしていたとしている。

今年9月末、文書による内部通報で発覚。調査の過程で、業務と関わりのない知人らとの飲食費の不正処理も浮上して処分した。

元執行役員は、パワハラについて「業務上の指導のつもりだった」、セクハラは「本人がセクハラと感じているのなら申し訳ない」と話しているという。

同社は「社員の模範的立場の執行役員がハラスメント、不正経理処理を行ったことは誠に遺憾。ハラスメント研修を強化し、再発防止に努めたい」としている。

学校法人産業医科大学

カルテ記載漏れで教授ら処分、リウマチ治療で死亡

(読売新聞・2013/8/29)

学校法人産業医科大学(北九州市八幡西区)は29日、関節リウマチの治療中に悪性リンパ腫を発症するなどして患者10人が死亡する事例があったと発表した。

医療行為としては問題なかったが、うち5人で患者へのインフォームド・コンセント(十分な説明と同意)として求められるカルテへの記載が不十分だったとして、診療責任者の医学部教授ら計8人を28日付で処分したことを明らかにした。教授は学内のセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)とパワーハラスメント(職権による人権侵害)の問題と合わせ、9月11日から3か月の出勤停止処分とした。他の処分対象は、主治医4人と担当医3人で、いずれも口頭で厳重注意した。

しゃぶしゃぶ温野菜

バイト学生に「殺す」脅迫容疑 「温野菜」の元女性店長を書類送検

(産経ニュース・2016/12/9)

千葉県警船橋東署は9日までに、大手飲食チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」の千葉県内にあったフランチャイズ店でアルバイトをしていた大学3年の男子学生(21)を「殺す」などと脅したとして、脅迫容疑で元店長の30代女性を書類送検した。8日付。

男子学生は元店長らから繰り返し暴言や暴行を受け、過酷な労働を強いられたと主張し、店を運営する会社側に慰謝料を求め千葉地裁で係争中。同署は11月、バイト中にこの男子学生の顔を殴ったなどとして、暴行容疑で店の先輩格の元従業員、冨山良次容疑者(53)を逮捕している。

労働組合「ブラックバイトユニオン」によると、男子学生の勤務状態は学業に支障を来すほどの労働を強いる「ブラックバイト」に当たるとしている。書類送検容疑は昨年8月、男子学生に電話をかけ「殺す」などと脅迫した疑い。

ステーキのくいしんぼ(サン・チャレンジ)

店長自殺、パワハラ原因=ステーキ店側に賠償命令-東京地裁

(時事通信・2014/11/04)

首都圏を中心に展開する飲食店「ステーキのくいしんぼ」の店長だった男性=当時(24)=が自殺したのは、長時間労働と上司のパワーハラスメントが原因として、埼玉県に住む両親が経営会社のサン・チャレンジ(東京)と社長、元上司に計約7300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、東京地裁であった。山田明裁判長は自殺とパワハラなどとの因果関係を認め、同社側に計約5800万円の支払いを命じた。

山田裁判長は、男性は遅くとも自殺の約2年9カ月前から恒常的に1日12時間半以上働き、上司から暴言や暴行、嫌がらせなどを受けて精神障害になり自殺したと認定。同社については、「業績向上を目指すあまり、適切な労務管理ができる体制を何ら取っていなかった」と指摘した。

判決によると、男性は高校卒業後、別会社を経て2007年5月からサン・チャレンジで勤務。09年7月、店長に昇格したが、渋谷センター街店の店長だった10年11月、勤務終了後に店舗近くで首をつって自殺した。

判決後に記者会見した父親(60)は「自殺の原因が証明されて、息子の名誉回復になったのではないか」と話した。

サン・チャレンジの話 判決の詳細を把握していないのでコメントできない。

サントリー

サントリーに賠償命令 上司の指導でうつ病に

(読売新聞・2014/7/31)

サントリー(現サントリーホールディングス)で勤務していた男性が「上司のパワハラでうつ病と診断され、休職せざるを得なくなった」として会社側に約2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は31日、「上司の言動は指導として許される限度を超えていた」と認め、約290万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は2006年4月に配属されたグループで指示通りの成果を残せず、上司から「新入社員以下だ。もう任せられない」「何で分からない。おまえはばか」と言われた。

平成19年4月にうつ病と診断され、上司に休職を願い出たところ「有給休暇で消化してくれ」「休みを取るなら異動の話が白紙になる」などと返答された。男性は同年6月に別部署に異動後、20年7月まで休職した。現在は子会社に出向している。

本多知成裁判長は「上司の言動でうつ病を発症し、回復のため速やかに休職する機会も奪われた」と指摘し、違法な対応だったと判断した。

JAクレイン

パワハラで自殺 山梨のJAに賠償命令 上司が笑いながら「自殺するなよ」

(スポーツニッポン・2015/01/13)

2010年3月、JAクレイン(山梨県都留市)大月支店に勤めていた男性=当時(34)=が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因として、男性の両親が同JAと当時の上司に慰謝料など計約8600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、甲府地裁は13日、パワハラと自殺の因果関係を認め、計約3400万円の支払いを命じた。

佐久間政和裁判長は判決理由で「男性は暴行を受けたり叱責が続いたりして心理的ストレスが増し、急性ストレス反応で自殺に至った」と認定。上司が男性に笑いながら「自殺するなよ」と話していた点を挙げ、「自殺の予見可能性があった」と指摘した。

判決などによると、上司は業務成績を上げるよう男性を繰り返し叱責。10年2月、職場の歓送迎会から帰宅する際に待たされたとして車の中で殴ったり蹴ったりした。その後もノルマ達成を厳しく求め、男性は同年3月28日、宮崎県内の林道で首をつって自殺した。

原告代理人の弁護士によると、都留労働基準監督署が11年5月、上司の言動が自殺の原因と労災認定している。同JAは「判決を見ていないのでコメントできない」としている。

静岡県立こころの医療センター

女性看護師自殺:パワハラは公務災害と認定 両親「二度とないよう」 /静岡

(毎日新聞・2013/3/09)

10年7月に県立こころの医療センター(静岡市葵区)看護師、小山直子さん(当時35歳)が同病院の宿舎で自殺した問題で、父親の賢二さん(62)が8日、県庁で記者会見を開き、地方公務員災害補償基金県支部が上司のパワーハラスメント(パワハラ、職権を利用した嫌がらせ)による公務災害と認定したことを明らかにした。

会見に同席した久保田和之弁護士らによると、直子さんは10年2月1日に同病院に採用され、同月25日の勤務中にけいれんが起きて意識を失い、救急搬送された。以降当時の上司らから、「(採用時に)病歴を隠した」などと退職を強要されたり、パワハラされたりして同年7月13日、首をつり自殺した。

その後病院側はパワハラを認め、同年10月に公務災害を申請した賢二さんらに資料を提供するなど協力。当時の上司ら4人を懲戒処分などにしていた。

住友生命

住友生命と元社員がパワハラ和解 大阪地裁、4千万円

(47NEWS・2013/12/11)

上司のパワハラが原因でうつになり退職せざるを得なくなったとして、大阪府の50代女性が住友生命保険(大阪市)と当時の上司に計約6300万円を求めた訴訟が、同社などが解決金4000万円を支払い、元上司が女性に謝罪する内容で、大阪地裁(阪本勝裁判長)で和解したことが11日、分かった。11月13日付。

 住友生命は「個別事案で、コメントは差し控える」としている。

積水ハウス

積水ハウス「パワハラ自殺」遺族に6千万円 地裁で和解

(朝日新聞・2015/04/02)

大手住宅メーカー・積水ハウス(大阪市)の社員だった男性(当時35)が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、兵庫県内に住む男性の両親が同社に9280万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、同社が和解金約6千万円を支払うことで和解した。3月24日付。

両親側は、男性が顧客の苦情対応などの統括役になった2010年8月以降、上司から指導力不足などを理由に「死ね」「給料泥棒」などと罵声を浴びせられていたと主張。男性は11年9月、大阪市内の淀川でおぼれて亡くなっているのが見つかった。

神戸西労働基準監督署は12年8月、「業務上の心理的負担によって適応障害を発症し、自殺に至った」として労災と認定。両親は13年2月、「上司の言動は指導の限度を逸脱していた」として提訴したが、同社は「厳格な指導はしたが罵声は浴びせていない」と反論していた。積水ハウスは取材に「円満に解決すべく和解したが、コメントは差し控える」としている。

千葉県鎌ケ谷市消防本部

宙吊り、たばこの火押し付け、顔踏みつけ…消防職員へ「パワハラ」常態化 30~40代職員5人停職 千葉・鎌ケ谷

(産経ニュース・2016/2/24)

千葉県の鎌ケ谷市と同市消防本部は23日、若手職員に暴行を含むパワハラを繰り返したとして、係長(41)と主任(34)ら、同本部の34~46歳の消防職員の男性5人を停職1~6カ月、皆川宏幸消防長など5人を戒告の懲戒処分としたと発表した。処分は22日付。

同本部などによると、暴行の中心は3人で、たばこの火を背中に押しつけたり、顔を踏みつけたりする行為などを繰り返していた。41歳の係長は昨年2月、ロープ訓練中に当時22歳の男性職員を1時間半宙づりにして右足まひによる通院治療3カ月のけがを負わせたほか、24年には懇親会で当時30歳の男性職員を蹴り、肋骨(ろっこつ)を骨折させた。

電通

電通に立ち入り調査 社員過労自殺、パワハラも? 刑事事件も視野

(スポニチ・2016/10/15)

広告大手の電通(東京都港区)の新入社員高橋まつりさん(当時24)が昨年過労自殺したことを受けて、東京労働局の過重労働撲滅特別対策班などは14日、労働時間管理の実態を調べるため、労働基準法に基づき、同社に立ち入り調査した。今後行政指導に当たる是正措置や、悪質な違法行為があった場合は刑事事件として立件も検討する。

遺族代理人の川人博弁護士によると、高橋さんは昨年4月、電通に入社し、インターネット広告などを担当。本採用となった10月以降、業務が増加し、11月上旬にはうつ病を発症したとみられる。12月25日、都内の社宅から投身自殺し、今年9月に労災認定された。遺族側は、上司から「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」と言われるなど、パワハラがあったとも主張している。

東急ハンズ

東急ハンズ新卒社員、パワハラマネージャーから罵倒&サビ残の日々で30歳過労死 遺族が一審全面勝訴

(MyNewsJapan・2013/4/24)

心斎橋店勤務の東久治氏(仮名、死亡時30歳)は「残業予算」の範囲内で残業するよう毎日のように指導される一方、過剰な仕事量を課せられ、予算内では終わらず、サービス残業を強いられた。0時頃に帰宅する日々が続くなか、マネージャーから怒鳴り散らされ続け、心身に不調をきたす。そして04年3月の就寝中、妻と子を残し、心臓性突然死で死亡。遺族は労災を申請し、07年11月、大阪中央労基署は労災認定した。10年2月には会社を相手取り、計9100万円の損害賠償を求め神戸地裁に提訴。今年3月、東急ハンズに計7837万円の支払いを求める一審判決が下った。

同志社大学

女子学生にセクハラやパワハラ 同志社大スポーツ健康科学部の男性教授処分

(産経ニュース・2015/01/13)

同志社大スポーツ健康科学部の50代の男性教授が、指導していた女子学生にセクハラやパワハラをしたとして、出勤停止1カ月の懲戒処分を受けていたことが25日、分かった。処分は24日付。

大学によると、指導の過程で、学生の不利益となると取れるような発言や行為をして精神的な苦痛を与えたという。

大学は「学生や関係者の皆さまにおわび申し上げる」とコメントしたが、教授の年齢や行為の詳細などについては「二次被害の恐れがある」との理由で公表していない。

女子学生が昨年6月、学内のキャンパス・ハラスメント相談員に相談し発覚。大学の調査で、セクハラやパワハラがあったと認定した。

トヨタ、デンソー

現役社員初、パワハラ過労裁判でトヨタとデンソーに勝訴 「会社は変わり始めた」

(MyNewsJapan・2009/9/10)

「使い物にならない人は、うちには要らないよ」。同僚のいる前で公然となじられ、月100時間超の残業を強いられたデンソー社員の北沢俊之さん(当時42歳=仮名)は、鬱病を発症して休職した。北沢さんは損害賠償を求めてトヨタとデンソーを訴え、昨年秋に勝訴。判決は確定した。トヨタやデンソーの現役社員が会社を訴え勝訴したのは史上初と言われる。

社会福祉法人「和(なごみ)」

園長のパワハラ認定 地裁郡山、慰謝料支払い命じる

(福島民友新聞・2013/8/7)

須賀川市の社会福祉法人「和(なごみ)」が経営する同市の認可保育園の園長男性から受けた日常的なパワーハラスメントなどにより精神的苦痛を受けたとして、同園の元保育士や看護師13人が、同法人と園長に慰謝料など計約1495万円の支払いを求めた訴訟の判決言い渡しが16日、地裁郡山支部であった。野口宣大裁判長は園長と同法人に、11人に対する慰謝料など計242万円の支払いを命じた。2人については請求を棄却した。

また、懲戒解雇を無効として雇用関係の存在確認を求めた保育士女性1人について、同法人との雇用関係の存在を確認。解雇を無効とし、未払い賃金の支払いを命じた。

日東フルライン

過労で自殺の社員遺族に6千万円 飲料配送会社が和解し謝罪

(北海道新聞・2013/12/25)

過労によるうつが原因で自殺したとして、大阪市の飲料配送会社に勤めていた元男性社員=当時(27)=の遺族(兵庫県尼崎市)が、会社に対し計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟は25日、会社側が責任を認め遺族に6千万円の解決金を支払う内容で、大阪地裁(相沢真木裁判長)で和解が成立した。

会社は日東フルライン。和解内容では、会社が業務と自殺の因果関係を認めたほか、再発防止策として元社員が自殺した経緯を書面で全従業員に配ることなども盛り込まれた。同日、会社幹部が遺族に直接謝罪した。

福岡女子商高

福岡女子商高、校長がパワハラ 那珂川町教委が処分

(朝日新聞・2015/04/02)

福岡県那珂川町立福岡女子商業高校の校長(61)が、50代の男性教諭に対してパワハラ行為をしたとして、町教委が文書訓告処分にしていたことが2日、分かった。

町教委によると、校長は昨年6月ごろ、教諭が担当していた研修の計画案を批判し、大声で「給料をいくらもらっているのか」といった趣旨の発言をした。その後、会議で別の教員を大声で指導する姿にも教諭は威圧を感じたという。

教諭は昨年7月以降、2度の病気休暇を取り、同12月に町教委に申し立てた。処分は3月31日付。町教委の担当者は「指導すべきことと関係のないことを大声で発言していた事実などからパワハラと認定した」と説明している。

福島県警

福島県警捜査2課警部自殺で「公務災害」認定 パワハラ原因だとする遺族の申請に対し 

(産経ニュース・2015/06/08)

昨年4月に自殺した福島県警捜査2課の課長補佐の男性警部=当時(51)=について、地方公務員災害補償基金福島県支部が、自殺は上司のパワハラが原因だとする遺族の申請に対し、公務災害を認定していたことが8日、県警などへの取材で分かった。

県警の佐藤正人警務課長は「本件については厳重に受け止め、昨年来、相談しやすい仕組み作りやパワハラ対策、メンタルヘルス対策に取り組んでいる。今後も同様に対策を進めたい」とコメントしている。

 警部は平成26年4月28日午前、福島市内の県警庁舎で仕事上の悩みを記した遺書を残し、首をつって自殺した。

その後の県警の調べで当時、捜査2課長だった男性警視が、この警部らにほぼ毎日にわたり「国語を習ってきたのか」「小学生みたいな文書を作るな」「おまえは係長以下だ」などと罵倒していたことが判明。県警は26年6月にパワハラを認め、課長を戒告の懲戒処分にした。

福島県立医大

「命令が聞けないのか」 パワハラ医大女医に処分

(テレ朝news・2016/12/13)

処分された女性医師は、「私の命令が聞けないのか」などと繰り返しメールを送ったり怒鳴りつけるなどしていました。

福島県立医科大学の医学部の教員で40代の女性医師が、パワーハラスメントを繰り返しているとして停職3カ月の懲戒処分を受けました。大学によりますと、女性医師は2012年12月から、看護師などに「医師に対する敬意が感じられない」「私の命令が聞けないのか」などと繰り返しメールを送ったり怒鳴りつけるなどしていました。大学は、この行為を医師の立場を利用したパワーハラスメントと認定し、これまでも行為をやめるよう注意していました。

山形県酒田地区広域行政組合消防本部

消防士自殺はパワハラ原因 災害補償基金が認定 山形県

(産経ニュース・2016/10/8)

山形県の酒田地区広域行政組合消防本部の男性消防士=当時(20)=が平成26年に自殺した問題をめぐり、地方公務員災害補償基金山形県支部が、消防本部側にパワハラ行為があったと認定し、自殺と因果関係があると結論付けていたことが7日、遺族への取材で分かった。同支部は既に自殺を公務災害と認定している。

 遺族側が同支部から開示を受けた公務災害認定理由書に記されていた。遺族によると、理由書は、上司の暴力行為があり「訓練指導の範囲を逸脱している」としてパワハラと認定。「業務以外に自殺につながる要因は確認できなかった」との理由を挙げ、パワハラと自殺との因果関係も認めている。

山梨県富士吉田市 市立病院歯科口腔外科

看護師にパワハラで女性歯科医免職 診療拒否も、山梨県富士吉田市

(産経ニュース・2016/11/16)

山梨県富士吉田市は16日、職場の看護師らにパワハラ行為をしたほか患者の診療を拒否したとして、市立病院歯科口腔外科の大月佳代子歯科医師(58)を懲戒免職にしたと発表した。処分は15日付。

改善措置を講じなかったとして樫本温院長(61)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした上、院長を解職。大月医師は市の聞き取りに対し「そういう事実は一切ない」と話しているという。

市によると、平成25年2月~今年7月、看護師や歯科衛生士の計4人に「できないんだったらやめたほうがいいよ」などと冷たい言葉を掛けたり、適切な指示を与えずに放置したりした。うち1人は精神的苦痛のため退職した。大月医師は「紹介状に不備がある」などとして、特定の病院から紹介があった患者の診療を拒否したとしている。

大月医師は以前勤務していた山梨大でもパワハラをしたと指摘され、民事訴訟になった。

公立八鹿病院(兵庫)

八鹿・医師自殺 病院側に8000万円賠償命令

(神戸新聞・2014/05/26)

養父市の公立八鹿病院の男性勤務医=当時(34)=がうつを発症し自殺したのは過重労働とパワーハラスメントが原因だとし、鳥取県米子市の両親が、同病院と当時の上司だった医師2人に約1億8千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、鳥取地裁米子支部であった。上杉英司裁判長はパワハラを認め、運営する病院組合と2人に計約8千万円の支払いを命じた。

医師経験が半年だった男性医師は、上司から「介助の要領が悪い」と患者の前で頭をたたかれたほか、手術の際には「田舎の病院だと思ってなめとるのか」などと叱責(しっせき)された。

「君は給料の3分の1しか働いていない。君のしていることをお父さん、お母さんに言ってやる」などとも言われ、上杉裁判長は「社会通念上許される指導の範囲を明らかに超える」と指摘した。上司はいずれもすでに同病院を退職している。

和歌山県警

部下らに拳銃突き付け 警部補を懲戒処分 和歌山県警

(朝日新聞・2016/10/31)

拳銃を部下らに突き付けたなどとして、和歌山県警は31日、有田署地域課の男性警部補(36)を停職6カ月の懲戒処分にした、と発表した。1日にも銃刀法違反(加重所持)の疑いで警部補を書類送検する。警部補は「悪ふざけだった」と話しているといい、31日付で依願退職した。

県警監察課によると、警部補は5月11日、同署の会議室で携帯していた回転式拳銃を30代の男性巡査長の脇腹に突き付けるなど、4月ごろから7月11日までの間、20~30代の同署員計5人に計6回、実弾が入った拳銃を突き付けたという。うち日時などが特定できた4件を書類送検する。

また、警部補は4~5月ごろに数回、同署の20代男性巡査にパトカー内で職務上の質問に答えられなければ頭を軽くたたくなどの暴力をふるうパワーハラスメントをしたという。

警部補は「組織に謝罪してもしきれない。(20代男性巡査へも)つらい思いをさせて今更ながら反省している」と話しているという。

haniwaのヒトコト

知っている企業の名前も多いですね。パワハラはどこか遠くで起きているのではなく、身近なところで起きているのです。

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コメント

  1. haniwa より:

    ご確認有難うございます。
    お名前は表示される仕様ですよ~!
    もしお名前を変更されたい場合はご連絡いただければ修正いたします^^

  2. 玉橋計治 より:

    前後して、すみません。
    返信を確認しました。了解しました。

    以下、参考までに・・・、なお、表示にないほうがベターです。

    18.06.29提訴
    「こういうことがあったことを広く世間に知ってもらい、これが正しいか判断してもらいたい」と述べた。
    http://www.kenoh.com/2006/20060629harassment/index.shtml

    23.11.21同社は三条市へ1億円を寄付
    http://www.kenoh.com/2011/11/21sakamoto.html

  3. 玉橋計治 より:

    メールアドレス表示は、なくなりました。
    名前が、表示されています。
    なにか理由が、あるのですか???

  4. haniwa より:

    ご本人には見えていますが、他の方には見えておりませんのでご安心を!
    分かりにくくて済みません;;

    また、良い機会ですので、メールアドレス入力可否を見直し、メールアドレスを入力いただかなくてもコメントできるようにいたしました。

  5. 玉橋計治 より:

    ず~っと、メールアドレスが公開されています。

  6. 匿名 より:

    私も病院でパワハラをうけ、うつ病になり退職になりました。これは、私の精神的苦痛だけでなく、仕事ができなくなって収入が得られなくなってしまい、家族にも多大なる影響があります。パワハラも法的に認められる条件を作って欲しいです。パワハラは沢山のものを奪われます。死にたい、死にたいばかりが頭をぐるぐると回ります。

  7. 匿名 より:

    私も全く同じ。パワハラ先輩出産でいない間も周りの環境は変わらずトップからのあら捜し呼び出し指摘のしつこさ(他と対応違う)異動しても相談すら出来ずこの人がいる以上は私への対応は変わらないのかなと…皆解ってるんです。媚びるんです。裏表ない人間は潰されます。もう、異動もスキルばかり高めても嫌な勤務ばかりさせられ、なんの為にNs???
    昨日で勤務は終了。挨拶周りで余り知らない人とも話.私が気付かない間に人間関係作っていたんだと感じた。花束貰いおさらば。次は、仕事どこ?決まってるの?余計なお世話!!!毎日毎日、行きたくない.こんなにも行きたくない職場は始めてで休みも同期からLINEの荒らし!休みくらいほっといて。と…来月からここを辞めた同期と同じ職場へ行きます。ちなみに、人身病んでずっと休んでた人もここにいて、自分らしく体調戻し頑張っているそうです。

  8. 宇左衛門 より:

    パワハラの裁判って結構難しいくって、なおかつ賠償金菊が低いから弁護士が案件受けたらがないんですよね。
    どなたか、真摯に弁護してくれる弁護士さんしりませんか?

  9. 匿名 より:

    地方公務員です。暴力行為がありましたが、職場は、何も対応してくれません。悩み、休職しました。復帰しましたが、職場環境は、変わらす、悪いまま。裁判準備中です。

  10. haniwa より:

    こんにちわ! 辛い思いをされていますね。
    パワハラは本当に許し難い行為です。

    1年経っても復職出来なければ強制退職については、就業規則で定められているのかもしれません。
    私が勤める会社にも同じような規則があります。

    しかし、パワハラの調査内容の説明がデタラメなのはいただけませんね。
    会社の改善が期待できない可能性大です。

    訴訟も視野にいれて、一度POSSEなどの労働問題に積極的に取り組んでいる団体に相談されることをお勧めします。

  11. 匿名 より:

    4月に身体的暴力、言葉の暴力にて鬱病を発症してしまいました。今まだ、治療中で休職となっています。そこにさらに追い込みをかけるように1年たっても復職できなければ強制退職と言われ、とても追い込まれています。パワハラについての調査結果内容の説明もでたらめで、辛いです。これって訴訟起こせるでしょうか?、もうどうしたら良いかわからなくてつらいです

  12. 抗戦的一天来到了 より:

    専門家に対してのパワハラまでしてきやがって!こうなったのはあいつらのせい。時効ギリギリでことを起こす。忘れたころに訴訟を起こす。

  13. 匿名 より:

    本当…ツラい、今パワハラを受けています。毎日監視され・あら探し・すぐに呼び出し心が破壊されていく‥死を選択!その前に絶対に許せない!訴えの準備をしています。何人も追い込み去って行ったNSの分も。いつも死を考えて絶えられないかも‥

  14. 栗原 より:

    パワハラは、本当に辛いです。
    やっている人は 確かに仕事が出来るけど だからて休み明けに、嫌みのお手紙 会社に行くのが嫌です。
    朝起きると同時に、ふと死にたいて思っている自分が居ます。