北海道の放射能データまとめ

魚介類(公的機関)

データ

グリーンピース(2011-2012)
各自治体(2012)
泊発電所周辺(2011-2012)
韓国が輸入したタラ(2011)
ミンククジラ(釧路沖)(2011)

北海道庁のデータはコチラをご覧下さい。


(水産庁資料より)

グリーンピースの自主検査

参照元サイトより

放射性物質が検出された北海道を産地とするマダラに関しては、太平洋北系群のマダラが北海道の漁港で水揚げされたと考えられますが、 産地情報が「北海道」しかない状態では、北海道沖を泳ぐ陸奥湾産卵群の可能性も否定しきれず、断定することができません。

haniwa注

以下の表は北海道産のデータのみまとめています。

検体 測定日 セシウム
134

(Bq/kg)
セシウム
137

(Bq/kg)
購入場所
サケ2012/11/15<3.5<3.6コニー(アピタ)
会津若松店(福島)
ブリ11/13<3.4<3.3イトーヨーカドー
船橋店(千葉)
マダラ11/927±2.351±3.1コニー(アピタ)
戸塚店(神奈川)
マダラ10/29<3.5<4.7コニー(アピタ)
緑店(愛知)
サンマ10/29<3.9<3.3ダイエー
高尾店(東京)
サンマ10/25<2.9<3.8西友
御器所店(愛知)
ブリ10/29<2.5<3.8コニー(アピタ)
緑店(愛知)
マサバ10/29<3.3<3.7コニー(アピタ)
緑店(愛知)
サンマ9/20<3.9<4.0コニー(アピタ)
長津田店(神奈川)
サンマ9/24<3.3<3.7コニー(アピタ)
岩瀬店(埼玉)
マダラ9/12<3.6<3西友
花小金井店(東京)
さんま味付2/21<3.9<4.8(株)マルハニチロ食品
はたて貝柱
水煮割肉
2/21<3.2<3.4(株)マルハニチロ食品
はたて貝柱
水煮割肉
2/24<4.4<4.3ストー缶詰(株)
タラ2012/2/16<3.6<3.4ダイエー(福岡)
マダラ12/4<3.2<3.8イオン(大阪)
マダラ11/28<3.3<4.1イオン(奈良)
ししゃも11/22<3.6<4.1イトーヨーカドー
(奈良)
タラ12/1<2.5<2.8イトーヨーカドー
(大阪)
アカガヤ
(ガヤメバル)
11/25<3.5<4.2ユニー(奈良)
サンマ12/2<3.1<4.7ユニー(京都)
スルメイカ12/2<3.0<3.4ユニー(京都)
マダラ11/25<3.5<4.0ユニー(奈良)
マダラ12/3<3.7<3.9ユニー(京都)
サンマ(生)12/6<4.2<3.4ダイエー(大阪)
マダラ11/20<3.7<4.2ダイエー(奈良)
マダラ12/4<4.0<4.1ダイエー(大阪)
マダラ11/19<3.6<3.7ダイエー(奈良)
マダラ12/3<3.7<3.9ダイエー(大阪)
マダラ11/122.824.5ユニー(神奈川)
マダラ11/857ユニー(茨城)
クロカレイ11/4<3.7<3.8ダイエー(千葉)
ゴマサバ11/2<3.3<3.6ダイエー(千葉)
サケ11/4<2.7<3.5ダイエー(千葉)
スケソウダラ
(スケトウダラ)
11/4<2.9<3.8ダイエー(千葉)
タラ11/4<3.7<3.7ダイエー(千葉)
マダラ11/2< 5< 5西友(埼玉)
サンマ11/2< 5< 5西友(埼玉)
サケ10/16< 5< 5イオン(宮城)
筋子(サケ)10/7< 5< 5ユニー(神奈川)
サケ9/21< 5< 5ダイエー(千葉)
ブリ10/6< 56ダイエー(東京)
ブリ10/6< 5< 5ダイエー(東京)
サケ10/6< 5< 5西友(東京)

※第三者機関でゲルマニウム半導体検出器を用いて検査

素人haniwaの所感

北海道産マダラで最大セシウム計78Bq/kg検出されましたが、 (北海道による調査結果)でも、 タラではセシウムが多く検出され、セシウム134+137の最高値も100Bq/kg(2012/10/9採取)ですので、今回の発表は、あり得ない数字ではありませんね。 海産物の汚染には引き続き注意した方が良いでしょう。

参照元

シルベク

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各自治体の自主検査

検体 測定日 セシウム
134

(Bq/kg)
セシウム
137

(Bq/kg)
検査元
きざみこんぶ
(道東産・福島県製造)
(乾燥状態で検査し、
水戻し状態に換算)
2012/11/193.15.3新潟県

※ゲルマニウム半導体検出器を用いて検査

素人haniwaの所感

今回検出されたセシウムは、こんぶに含まれていたのか、製造地で混ざったのかは未知ですが、 日本経済新聞記事によりますと、 2011年12月に、震災前に加工された脱脂粉乳(一部北海道産、大半は米国やオセアニア地域からの輸入)を使って埼玉工場で製造された明治粉ミルクから、放射性セシウムが30.8-21.5Bq/kg検出されています。 明治は、セシウムが検出された原因を、「加熱した大量の空気で乾燥させる製造過程で、福島第1原発事故により放出された大気中の放射性セシウムが混ざった」とみていました。

また、北海道のこんぶのセシウム137過去値を「食品と放射能」で見てみますと、 1983-2010年の間に34検体中26検体で検出され、平均0.12Bq/kg(最小値0.36・最大0.044)で、年数が経つにつれ減少傾向にありました。
2011/5/9に泊原発近くで採取されたワカメは過去値以上のヨウ素が検出されています(セシウムについてはデータ無し)。詳しくはコチラ

今回、きざみこんぶから検出されたセシウムは、製造地の福島で混入した可能性は捨て切れませんが、原料にも含まれていた可能性もゼロではないと思っています。

参照元

食品中の放射性物質の検査結果について(第526報)

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泊発電所周辺

カッコ()内は検出限界値です。

スケトウダラ

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
2012/02/15 泊前面海域 0.036
(0.0094)
0.16
(0.012)
2012/02/20 岩内前面海域 0.036
(0.011)
0.13
(0.013)
2012/02/29 発電所前面海域 不検出
(0.040)
0.12
(0.036)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム134:不検出、セシウム137:0.089-0.30

参照元サイトの説明より

食品衛生法に基づく暫定規制値(一般食品:100Bq/kg)と比較すると、約500分の1以下の値となっております。

サケ

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
2011/10/12 泊前面海域 0.029
(0.020)
0.11
(0.020)
2011/10/21 岩内前面海域 0.050
(0.026)
0.15
(0.027)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム134:不検出、セシウム137:不検出〜0.12

参照元サイトの説明より

食品衛生法に基づく暫定規制値(魚:500Bq/kg)と比較すると、約2,500分の1以下の値となっております。

ヒラメ

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
2011/12/20 泊前面海域 0.21
(0.021)
0.36
(0.023)
2011/10/28 岩内前面海域 0.36
(0.030)
0.51
(0.029)

※過去の範囲(H3.4-H23.3) セシウム134:不検出、セシウム137:0.090〜0.19

カレイ

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
2011/12/09 泊前面海域 不検出
(0.045)
0.080
(0.032)
2011/10/28 岩内前面海域 0.070
(0.030)
0.17
(0.029)

※2011/09/30時点の情報では、セシウム137は3検体測定し、0.066-0.082(Bq/kg生)であった
※過去の範囲(H3.4-H23.3) セシウム134:不検出、セシウム137:0.057〜0.20

アブラコ

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
2011/10/28 発電所前面海域 0.053
(0.038)
0.14
(0.036)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム134:不検出、セシウム137:0.092〜0.25

参照元サイトの説明より

食品衛生法に基づく暫定規制値(魚:500Bq/kg)と比較すると、約2,500分の1以下の値となっております。

アワビ

採取日 採取場所 セシウム137
(Bq/kg生)
銀110m
(Bq/kg生)
2011/10/24 泊前面海域 不検出
((0.029)
0.13
((0.051)
2011/10/14 堀株前浜 不検出
((0.027)
0.18
((0.051)
2011/10/14 茶津前浜 0.033
((0.027)
0.16
((0.050)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム137:不検出〜0.046、銀110m:不検出

参照元サイトの説明より

食品衛生法に基づく暫定規制値(その他:500Bq/kg)と比較すると、約15,000分の1以下の値となっております。 なお、今回検出された放射性のセシウム及び銀の濃度のあわびを1年間摂取することにより受ける放射線量を、 食物を摂取することにより1年間に受ける自然放射線量(世界平均で0.29ミリシーベルト)と比較すると、 約45,000分の1以下の値となっております。

ホッケ

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
2012/3/28 泊前面海域 0.073
(0.030)
0.24
(0.029)
2012/3/1 岩内前面海域 0.14
(0.030)
0.30
(0.035)
2011/12/9 泊前面海域 不検出
(0.068)
0.14
(0.034)
2011/10/14 岩内前面海域 0.13
(0.028)
0.28
(0.028)
2011/8/23 泊前面海域 0.57
(0.031)
0.76
(0.033)
2011/7/26 岩内前面海域 0.13
(0.031)
0.31
(0.029)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム134:不検出、セシウム137:0.083〜0.34

イカ

採取日 採取場所 セシウム137
(Bq/kg生)
銀110m
(Bq/kg生)
2011/12/9 泊前面海域 - 1.5
(0.043)
2011/11/18 岩内前面海域 - 0.34
(0.047)
2011/8/26 泊前面海域 不検出
(0.034)
2.0
(0.048)
2011/7/26 岩内前面海域 0.028
(0.024)
0.49
(0.045)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム137:不検出-0.074、銀110m:不検出

タコ

採取日 採取場所 セシウム137
(Bq/kg生)
銀110m
(Bq/kg生)
2012/3/1 岩内前面海域 - 0.046
(0.026)
2011/12/9 泊前面海域 - 不検出
(0.040)
2011/10/14 岩内前面海域 - 0.046
(0.038)
2011/8/31 泊前面海域 0.028
(0.021)
0.051
(0.038)
2011/7/29 岩内前面海域 0.031
(0.024)
不検出
(0.047)

※過去の範囲(H3.4-H22.3) セシウム137:不検出-0.058、銀110m:不検出

ホタテ

採取日 採取場所 銀110m
(Bq/kg生)
2011/6/13 岩内前面海域 0.33
(0.045)

※過去の範囲(H3.4-H22.3):不検出

測定元の見解

今回検出された放射性銀濃度のほたてを1年間摂取することにより受ける放射線量を、 食物を摂取することにより1年間に受ける自然放射線量(世界平均で0.29ミリシーベルト)と比較すると、約42,000分の1以下の値となっております。
※放射性銀については、食品衛生法に基づく暫定規制値は設定されていません。

ワカメ

採取日 採取場所 ヨウ素131
(Bq/kg生)
2011/5/12 岩内前面海域 不検出(検出下限0.14)
2011/5/9 茶津前浜 0.22(検出下限0.15)
2011/5/9 堀株前浜 不検出(検出下限0.086)

※採取場所はすべて泊原発近海
※炭化処理を行い測定。その過程でヨウ素131が一部揮発することから参考値としています
※セシウム137:不検出〜0.053(Bq/kg生)。過去範囲は不検出〜0.065。4検体測定。

参照元サイトの説明より

今回の検出について、国(泊原子力保安検査官事務所)においては、泊発電所については 日々の保安調査(泊発電所内の巡視点検や運転パラメータの確認など)により正常に運転されていることを確認していることから、 泊発電所に起因するものではないと判断しております。

ホンダワラ・ナマコ

測定した検体では人工核種は検出されませんでした。

カレイ

セシウム137は、3検体測定し、0.066-0.082(Bq/kg生)でした。過去の範囲は0.057-0.20。

エビ

セシウム137は、1検体測定し、0.038(Bq/kg生)でした。過去の範囲は0.042-0.11。

素人haniwaの所感

サケ、ホッケ、イカ、タコのセシウム137、アワビとホタテの銀110mも過去値以上の値が検出されていますね。 日本海側にも関わらず、過去値以上ということから、エサや海が汚染されてきている可能性が考えられます。

食品と放射能にはホタテの銀110mの過去値はありませんでした。 しかし、文部科学省の定時降下物のモニタリング結果によると、銀110mの降下は、札幌や青森では不検出となっているものの、 岩手県や山形県では降下が確認されています。 測定元の過去値も不検出であったとこから、銀110mは、今回の東電福島原発事故由来の可能性が高いといえるでしょう。

また、北海道ワカメのヨウ素131値もありませんでしたが、 参考までに青森県のワカメに含まれるヨウ素131を見ますと、2005〜2008年に調べた8検体全てで不検出でした。 海藻は元々ヨウ素を蓄積しやすいため、今後の推移が気になりますね。

参照元

北海道原子力環境センター
環境放射線結果(リンク切れ)

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韓国が輸入したタラ

7/9ニュース

韓国の政府機関「農林水産検疫検査本部」は8日、道内の事業所で包装され、韓国に輸入されたマダラから放射性セシウムが検出されたと発表した。道内を経由したマダラからのセシウム検出は3度目で、いずれも韓国政府が設定する基準値以下だが、同本部はどこで捕獲されたかなどを特定する調査を行うことを決めた。

7/7ニュース

韓国農林水産食品省は7日、北海道で包装され輸入された冷凍タラから放射性セシウムが検出されたと明らかにした。韓国政府が定めた輸入食品の基準値370Bq/kgより低い同40.3Bq/kgだったため、通関は許可された。 同省によると、輸入された冷凍タラは3トンで、7/2に北海道から入った。 韓国では、日本からの水産物をめぐり、福岡県で包装されたハマグリなど数件からごく微量の放射性物質が検出されているが、基準値を超える産品は見つかっていない。

素人haniwaの所感

7/7の記事では、北海道産のタラで40.3Bq/kgの放射性セシウムが検出されたことが明らかになりました。7/9の検出値は不明ですが、3度目ということは注目すべき結果でしょう。 5/19採取のシロサケで既にセシウム134+137が80ベクレル近く出ていますので(最近は数ベクレル程度に落ち着いています)、今回のタラから出ても不思議ではありませんが、残念ですね;; 北海道によるタラの検査が望まれます。
ちなみに、食品と放射能によると、 タラのセシウム137過去最大値は0.48Bq/kgですので、今回検出された値40.3Bq/kgは、過去値の約84倍ということですね。

参照元

北海道新聞(7/9)(リンク切れ)
msn産経ニュース(7/7)(リンク切れ)
食品と放射能

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釧路沖で水揚げされたミンククジラ

5/15採取のミンククジラの肉から31Bq/kgの放射性セシウムが検出されましたが、厚生労働省によると「暫定基準値(500Bq/kg)の1/10以下で問題ない」とのことです。

採取日 採取場所 放射性ヨウ素
(Bq/kg)
放射性セシウム
(Bq/kg)
2011/6/2 釧路港半径90キロ以内 不検出 セシウム134:9.3
セシウム137:15
2011/5/15 釧路沖(雌) 不検出 31
不検出 不検出
不検出 不検出
不検出 不検出
2011/5/4 釧路港南西29キロ沖(雌) 不検出 不検出

※魚介類中の暫定規制値は、放射性ヨウ素2000Bq/kg、放射性セシウム500Bq/kg
※独立行政法人水産総合研究センター中央水産研究所(横浜市)にて肉を検査
※全国の捕鯨業者でつくる「地域捕鯨推進協会」の発表

素人haniwaの所感

5/15、6/2採取の肉から放射性セシウムが検出されています。 ミンククジラについて少し調べてみたところ、春は福島沖を回遊し、さらにコウナゴなどを食べているようですね。 水産庁の発表では、福島原発事故との因果関係は不明としていますが、 地域捕鯨推進協会は「福島第1原発の放射能漏れ事故に起因するものとみて、今後も注視する必要がある」と表明しました。 捕獲したクジラ17頭のうち6頭を検査した結果、2頭で放射性セシウムが検出されたとの事です。 素人haniwaとしては、クジラの回遊経路と食事により今回セシウムが検出された可能性が高いと考えています。今後の生物濃縮が懸念されますね。 検出された放射性セシウムは暫定基準値以内のため、肉は既に市場に出ているとのことです。 クジラ肉の放射性物質の過去データが見つかりましたら追記いたします。

ミンククジラの回遊経路

平成19 年度国際漁業資源の現況 48 ミンククジラ オホーツク海―西太平洋 Copyright (C)2008 水産庁・水産総合研究センター All Rights Reserved.にミンククジラの回遊経路の図がありました。
ミンククジラの回遊経路
ミンククジラは、冬季に繁殖のため低緯度海域(少なくとも北緯30 度以南)に回遊し、初夏に北部太平洋岸を北上、 夏季には大部分がオホーツク海に回遊し千島列島東方沖合いや北海道沿岸にも分布するとのことです。

ミンククジラの食事

サンマ、スケトウダラ、カタクチイワシ、イカナゴなど数種の魚類のほか、スルメイカ、オキアミなども捕食するとのこと。 福島沖でコウナゴを食べていたら・・・、というわけです。

参照元

6/2採取:新華社新華網ニュース
5/15採取:msn産経ニュース(リンク切れ)
5/4採取:北海道新聞(リンク切れ)

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