北海道の放射能データまとめ

原乳・乳製品(公的機関)

データ

グリーンピース(2012)
札幌に流通する粉ミルク(2012)
泊発電所周辺(2011)
札幌:北大(2011-2013)
帯広:帯広畜産大学(2011)

グリーンピースの自主検査

検体 測定日 セシウム
134

(Bq/kg)
セシウム
137

(Bq/kg)
購入場所
タカナシ
低温殺菌牛乳
(釧路・根室)
2012/2/20 <3.9 <4.5 高梨乳業(株)
特選十勝牛乳
(十勝)
2012/2/24 <3.3 <3.9 よつ葉乳業(株)
北海道十勝
軽やかしぼり
(十勝)
2012/2/24 <3.5 <3.8 よつ葉乳業(株)
北海道
石狩牛乳
(石狩)
2012/2/24 <3.9 <4.0 (株)社ミルクの郷
北海道牛乳
(根室・釧路)
2012/2/24 <3.5 <3.9 やまぐち県
酪農乳業(株)

参照元

シルベク

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札幌に流通する粉ミルク

製造者又は販売者名 品名 賞味期限 放射性
ヨウ素

(Bq/kg)
放射性
セシウム

(Bq/kg)
(株)明治 ステップ850g 2012/11/18 不検出 不検出
森永乳業(株) はぐくみ850g 2012/10/15 不検出 不検出
ビーンスターク・スノー(株) つよいこ820g 2012/11/20 不検出 不検出
和光堂(株) ぐんぐん850g 2012/10/23 不検出 不検出
雪印メグミルク(株) たっち900g 2012/11/12 不検出 不検出

※検出限界:4Bq/kg未満
※検査実施日:2011/12/7-12/9 ※厚生労働省より100ベクレル/kgを超えるものは乳児用調製粉乳及び直接飲用に供する乳に使用しないよう指導することとされている

参照元

札幌市(リンク切れ)

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泊発電所周辺で採取した生乳

採取日 採取場所 セシウム134
(Bq/kg生)
セシウム137
(Bq/kg生)
ヨウ素131
(Bq/kg生)
2012/3/13 岩内地区 0.018
(0.0095)
0.063
(0.011)
-
(-)
2012/2/22 不検出
(0.015)
0.054
(0.015)
-
(-)
2011/9/14 不検出
(0.014)
0.10
(0.014)
-
(-)
8/31 不検出
(0.013)
0.097
(0.016)
-
(-)
6/9 0.053
(0.013)
0.12
(0.013)
不検出
(0.012)
5/23 不検出
(0.013)
0.047
(0.015)
不検出
(0.011)
2012/3/26 小沢地区 0.024
(0.011)
0.048
(0.011)
-
(-)
2011/8/29 0.016
(0.012)
0.022
(0.012)
-
(-)
6/9 0.031
(0.011)
0.049
(0.012)
不検出
(0.014)

※カッコ()内は検出限界値
※過去の範囲(H3.4-H22.3)
  セシウム134:不検出、セシウム137:不検出-0.19、ヨウ素131:不検出
※ストロンチウム90も2検体測定し、不検出と0.034(Bq/kg生)
  過去範囲は不検出-0.099

測定元の見解

今回の検出について、国(泊原子力保安検査官事務所)においては、泊発電所については日々の保安調査(泊発電所内の巡視点検や運転パラメータの確認など)により正常に運転されていることを確認していることから、泊発電所に起因するものではないと 判断しております。

検出された最大の放射性セシウム濃度(セシウム134とセシウム137の和の最大値)を 食品衛生法に基づく暫定規制値(牛乳:200Bq/kg)と比較すると約1,100分の1以下の値となっております。

素人haniwaの所感

ストロンチウム90は過去の範囲で何よりです。
セシウム134とセシウム137の和の最大値は、6/9岩内地区採取の0.053+0.12=0.17Bq/kg生ですね。その後の測定では、岩内地区、小沢地区ともに低下しているようで何よりです^^ 食品と放射能で、北海道の生乳に含まれるセシウム137を調べますと、1963〜2009年に調べた648検体の65%の422体で検出されているようです。その平均は0.44Bq/kg、最大値は8.3Bq/kg、最小値は0.016Bq/kgとなっています。 検出された値は全てこの過去値の範囲に収まっていますね。また、泊発電所周辺での過去値0.19Bq/kg生よりも低くなっています。
また、セシウム134の過去値は「食品と放射能」にはありませんでした。

参照元

北海道原子力環境センター 分析課(リンク切れ)
環境放射線結果(リンク切れ)
食品と放射能

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北海道大学生物生産研究農場の原乳

採取日 ヨウ素131
(Bq/kg)
セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
2011/7/19-2013/2/18
(月1回程度測定)
不検出 不検出 不検出
7/8 不検出 0.033 0.024
6/20 不検出 0.043 0.026
6/6 不検出 0.114 0.089
5/23 不検出 0.113 0.079
5/9 0.116 0.176 0.139
4/18 不検出 0.036 不検出
4/4 不検出 不検出 不検出
3/16 不検出 不検出 不検出

※暫定規制値はヨウ素131:300Bq/kg(乳児100Bq/kg)、放射性セシウム:200Bq/kg

素人haniwaの所感

5/23から原乳中のヨウ素131は不検出です。放射性セシウムについても、134,137共に、7/19採取の検体以降不検出になりました。 セシウム137の生物学的半減期は約20日という報告がありますが、低下傾向であることから、新たな取り込みが少なくなった事が考えられます。 今後も不検出が続くことを祈っています。

ちなみに、今回の測定のなかで、ヨウ素131と放射性セシウムが最も高値で検出された原乳の採取日は5/9でしたが、 北大環境科学院による大気中放射性物質測定によると 4/29-5/2にはヨウ素131が検出され、同じ頃(4月下旬)に放牧も始まっています。それでも検出値は過去の範囲内でした。

また、このページの下部に、放射性物質の移行図を掲載しています。

北大原乳で検出されたセシウム137と過去値

北大原乳で検出されたセシウム137と過去値

ヨウ素131について

ヨウ素131の乳牛における生物学的半減期は約半日で、摂取してもその多くはすぐ尿中に排泄されるとの報告があります。 北大環境科学院による大気中放射性物質測定をみても、 ヨウ素131は4月中旬以降は微量に検出されるにとどまっています。 ヨウ素131が不検出になった理由は、雨などによる新たなヨウ素131の降下が無いかごくわずかで、 以前牛が摂取してしまったヨウ素131も体内で速やかに減衰したことが考えられます。

食品と放射能で、北海道の生乳に含まれるヨウ素131を調べますと、1968〜2009年に調べた518検体の約6%の32体で検出されているようです。 その平均は0.49Bq/kg、最大値は3.6Bq/kg、最小値は0.0072Bq/kgとなっています。
北海道の生乳のヨウ素131
(画像をクリックすると別窓で開きます・食品と放射能より)

参考までに、ヨウ素131の汚染源について北大大学院獣医学研究科の稲波さんに伺いました。2011/5/14にいただいた見解を以下に掲載いたします。

乳牛は4月末ごろから放牧が始まっているようです(正確な日時は不明)。 北大環境科学研究院の測定では4月半ばから大気中放射性物質(塵)、雨水等でかなり低いレベルながらも少し上昇していますので、 牧草、水、塵どれも汚染の寄与の可能性があります。 放牧前の餌は昨年から保存しておいた汚染の可能性の無いロール牧草なので、保存状態にもよりますが汚染の可能性は少ないと思われます。

それぞれがどの程度の寄与をしているのかは分かりませんが、飲み水は水道水ではなく地下水を与えているようです。 飲む量から考えてそこから取り込んでいる可能性は全体の中の寄与では少なくないと思われます。 (水道水は北大環境科学院と北海道の計測では正常レベルです)

放牧後の大気中放射性物質によって僅かに汚染された牧草も考えられます。 確かめるためには牧草のヨウ素131を測定しなければなりませんが、灰化処理作業が時間・技術的に難しいため現状ではできません。

セシウム137について

食品と放射能で、北海道の生乳に含まれるセシウム137を調べますと、1963〜2009年に調べた648検体の65%の422体で検出されているようです。 その平均は0.44Bq/kg、最大値は8.3Bq/kg、最小値は0.016Bq/kgとなっています。 また、セシウム134の過去値は「食品と放射能」にはありませんでした。
北海道の生乳のセシウム137
(画像をクリックすると別窓で開きます・食品と放射能より)

放射能の牛乳への移行

放射能の牛乳への移行
(画像をクリックすると別窓で開きます・放射能の牛乳への移行(原子力百科事典)より作図)

放射能の河川、湖沼、海洋での拡散と移行

放射能の河川、湖沼、海洋での拡散と移行
(画像をクリックすると別窓で開きます・放射能の河川、湖沼、海洋での拡散と移行(原子力百科事典)より)

参照元

北海道大学生物生産研究農場の原乳の分析結果
食品と放射能

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帯広畜産大学による畜大牛乳の放射性物質の検査結果

2011/6/3にいただいた畜大の回答を以下に転載します。

検査ラボでは食品の放射性物質検査は行っておりません。

また、本学においては、震災後の原子力発電設備の事故発生を受け、生乳または牛乳について、厚生労働省の「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」に従い、 シンチレーションサーベイメーターを使用した簡易方法による継続的なモニタリングを行っております(ゲルマニウム半導体検出器を用いた精密核種分析ではありません)。 現行のモニタリングは、本学で生産されている「畜大牛乳」の安全を担保するために行っている自主検査であるとご理解いただければ幸いです。 これまでのところ、簡易方法による測定では本学にて生産された生乳または牛乳に事故発生前後で違いはなく、異常は認められておりません。 今後とも、食の安全・安心の観点からこのようなモニタリングを継続してまいりたいと思います。

素人haniwaの所感

実際の測定値は不明ですが、事故前後の違いはないようで良かったです。

参照元

帯広畜産大学(放射能測定情報は無いようです)

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