北海道の放射能データまとめ

土壌・農地

データ

北海道の土壌放射能を調査する会
網走の有志
中標津町
haniwaの自主測定
土壌
放射能防御プロジェクト
日本全国
泊発電所周辺
ACROによる富良野の土
水田
農地(2013/11/20)

北海道の土壌放射能を調査する会の検査

採取日 採取場所 セシウム137
(Bq/Kg)
2012/05/01 北斗市中央部 12.9±4.40
2012 函館市中央部 4.95±2.74
2012/05/01 松前町西部 9.99±3.55
2012/04/30 苫小牧市中央部 2.59±2.14
2012/04/30 4.17±2.49
2012/05/15 5.03±2.52
2012/05/10 6.25±2.96
2012/05/02 8.16±3.02
2012/05/10 4.27±2.82
2012/04/30 苫小牧市西部 13.5±4.00
2012/05/16 札幌市南部 2.74±3.05
2012/05/01 余市町中央部 10.0±3.70
2012/05/01 岩見沢市中央部 5.79±2.94
2012/05/01 富良野市中央部 7.16±3.70
2012/05/05 雄武町中央部 8.62±3.45
2012/05/01 遠軽町中央部 6.19±3.20
2012/05/01 釧路市中央部 1.66±2.69
2012 中標津町中央部 4.49±2.62
2012/05/01 幕別町中央部 2.00±2.85
2012/05/30 幕別町北部 5.90±2.97
2012/05/01 室蘭市中央部 5.78±3.80
2012/05/01 幌延町中央部 16.8±4.60
2012/05 当別町南部 1.47±2.98
2012/05 占冠村 5.65±3.17
2012/06 美瑛町中心部 5.57±2.95
2012/05 旭川市北部 0.70±2.86
2012/05 遠別町中心部 1.49±3.10
2012/05 足寄町中心部 15.8±4.60
2012/05 紋別市中心部 7.59±3.56
2012/05 別海町中心部 2.25±3.24
2012/05 根室市中心部 12.9±3.80
2012/05 日高町西部 25.7±6.00
2012/05/29 小樽市中心部 9.33±3.50
2012/05/28 3.57±2.52
2012/05/28 3.98±2.76
2012/06/01 小樽市東部 5.13±2.71

※表土深さ5cmを削り取って乾燥。
※測定はAT1320A(NaI)を使用。 機器の特性上、ヨウ素131やセシウム134の数値は、Pb214、Bi214の影響を受けやすいため、これらの結果は公開されていません。

素人haniwaの所感

有志での測定・情報公開有難うございます!
このデータを見る限り、広い範囲での高汚染は確認できませんが、日高町の砂地の値が気になりますね。

足寄町の土壌は私が提供した検体になります。 今回の結果は、「乾燥させて」セシウム137約16Bq/kgでした。 乾燥により、土の重量は約1350gから約950gと、約30%も減少しました。雨上がり後に採取したためか、水分が多く含まれていたようです。
同じ日・同じ場所で採取した土のGe結果はセシウム137約9Bq/kg(生)でした。 水分減少割合よりも大きく減少していますが、この理由としては、以下3つの可能性が考えられます。

(1)採取日・採取場所は同じであるが検体はGe・NaI別々に送ったため、厳密には同じ検体とはいえず、サンプリング場所のわずかなずれによりばらついた可能性

(2)同じ検体を測定しても、GeとNaIには10-20%の値の差がある(参照元2をご参照)ことから、機器の違いによりばらついた可能性

(3)Ge検体は冷凍状態で送ったため解凍することで水分含量が増えた可能性

ちなみに、お遊びで他の土の水分含量を加熱乾燥水分計で測ってみました。 数日晴れていた表土は約5%、雨あがり後約2時間の表土は約17%でした。土質や深度により変わるでしょうけれど10%前後は動きそうですね。

土壌測定データを見る際は、乾燥状態にも注目する必要がありそうです。

ちなみに、土壌は、表層2−5センチをこそぎ取るように採取しています。そのため、地中数十センチの土も採取している 北海道庁の検査よりも高めに検出される可能性があります。

参照元

北海道の土壌放射能を調査する会
放射性セシウム濃度の現場迅速分析技術

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網走の有志による自主測定

()内の数字は検出限界値(※1の場合)または定量下限値(※2の場合)です。

場所 採取日 ヨウ素
131

(Bq/Kg)
セシウム
134

(Bq/Kg)
セシウム
137

(Bq/Kg)
カリウム
40

(Bq/Kg)
有機JAS認定農地 ※1
(網走郡大空町
女満別豊里)
2011/
11/24
不検出
(0.89)
不検出
(0.84)
1.1
(0.80)
-
民家 ※2
(網走郡大空町女満別)
2011/
12/5
不検出
(1.86)
不検出
(2.82)
2.53
(1.86)
182.76
(28.20)
長芋畑跡 ※2
(小清水町)
2011/
12/5
不検出
(2.10)
不検出
(3.18)
2.55
(2.10)
138.97
(31.68)

※1:ゲルマニウム半導体検出器ORTEC社製GEM20-70による測定
※2:EMF211型ガンマ線スペクトロメータによる測定
※土は表面から5-10cmまでを1.6kg採取

素人haniwaの所感

セシウム134が下限以下で、セシウム137が1-3Bq/kg程度である事から、福島原発事故の影響は少ない事が推測されます。

参照元

網走の有志にいただいた報告書

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中標津町

土壌採取日は2011/11/22、()内の数字は検出限界値です。

場所 セシウム137
(Bq/Kg)
セシウム134
(Bq/Kg)
ヨウ素131
(Bq/Kg)
中標津小学校 4.6
(1.1)
2.8
(1.1)
不検出
(1.1)
丸山小学校 3.6
(0.9)
2.5
(0.9)
不検出
(0.9)
中標津東小学校 5.8
(1.4)
5.3
(1.0)
不検出
(1.1)
中標津保育園 7.2
(1.5)
5.2
(1.1)
不検出
(1.3)
養老牛小学校 7.2
(1.3)
4.0
(1.6)
不検出
(1.5)
西竹小学校 4.8
(1.2)
不検出
(1.3)
不検出
(1.1)
俣落小学校 2.6
(1.7)
2.3
(1.1)
不検出
(1.1)
開陽小学校 3.6
(1.5)
3.6
(1.6)
不検出
(1.5)
武佐小中学校 6.3
(1.8)
3.9
(1.6)
不検出
(1.4)
俵橋小学校 8.0
(1.2)
4.4
(0.9)
不検出
(1.0)
計根別小学校 2.3
(1.1)
2.3
(0.9)
不検出
(1.0)
協和へき地保育所 不検出
(0.8)
不検出
(1.0)
不検出
(0.9)
当幌研修館 2.5
(1.7)
2.3
(1.1)
不検出
(1.2)

※ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマー線スペクトロメトリーによる核種分析法
※検出限界値は土質や水分含量などにより変化する
※採取場所は各施設のグラウンド

素人haniwaの所感

サンプリング方法が不明ですが、数値だけ見るとセシウム137は過去の範囲内で、高い汚染も確認されず何よりです。 ただ、半減期約2年のセシウム134も検出されていることから、これらのセシウムが福島原発由来である可能性は捨て切れません。

参照元

中標津町放射性物質モニタリング調査結果(2012/12/13掲載終了)

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haniwaの自主測定

()内の数字は検出限界値です。

場所 採取 測定 セシウム
134

(Bq/Kg)
セシウム
137

(Bq/Kg)
測定条件
自宅の庭の
表土
(足寄町)
2012/
5/19
2012/
5/30
検出限界
未満
(0.942)
9.12±0.751
(1.26)
表層2cmを採取
2Lマリネリ容器にて
2000秒測定
試料重1970g
2011/
9/24
2011/
12/24
不検出
(1.61)
11.1±0.86
(1.36)
表層2cmを採取
2Lマリネリ容器にて
2000秒測定
試料重1840g
刈り取られた
雑草
(足寄町)
2012/
5/23
2012/
5/30
不検出
(6.81)
不検出
(5.45)
2012年1回目に
刈り取られた草
2Lマリネリ容器にて
2000秒測定
試料重255g
2011/
9/22
2011/
12/24
不検出
(3.34)
4.01±1.21
(3.48)
2011年2回目に
刈り取られた草
2Lマリネリ容器にて
2000秒測定
試料重436g

※この結果の「検出限界未満」は「量は分からないけれど入っている」という事をあらわす。いわゆるLTDであり、不検出(ND)ではない。
※使用機器:ゲルマニウム半導体検出器SEG-EMS
※恩師の知人による試運転測定

グラフ(土)

2012年5月

2012自宅の庭の表土
(クリックすると拡大画像が別窓で表示されます)

2011年9月

2011自宅の庭の表土
(クリックすると拡大画像が別窓で表示されます)

グラフ(雑草)

2012年5月

2012刈り取られた雑草
(クリックすると拡大画像が別窓で表示されます)

2011年9月

2011刈り取られた雑草
(クリックすると拡大画像が別窓で表示されます)

素人haniwaの所感

表土について

採取方法は厳密には違いますが、北海道のほかの地域と同程度で、過去の範囲内ですね。 過去の大気圏核実験やチェルノブイリの影響も考えられ、すべてのセシウムが福島原発由来というわけではありません。

ただ、半減期約2年のセシウム134は、検出限界以下で定量できない値ではあるものの、 ピーク反応がみられますので、ほんの少しだけ含まれている可能性はあります。 中標津町の結果でもセシウム134が検出されていますので、北海道に降り注いだ福島原発のセシウムは、まったくのゼロとは言えません。

2012年5月、2011年と同じ場所で採取。値はほとんど変わらなかったことから、 降雪・雪解けなどによる新たな「高」汚染の可能性は低いといえます。

月間降下物データでは、微量ではありますが、北海道(札幌)で依然セシウムが検出されていますので、 今後も調査を継続してまいります。

ちなみにこの土は、このページの上の方にある「北海道の土壌放射能を調査する会」の足寄町の土と同じ場所で同じ日に採取しました。 「北海道の土壌放射能を調査する会」用の検体は、乾燥により重量が約3分の2になりましたので、その分セシウム137値が高くなっております。

雑草について

雑草については、参考となる過去値があまりありませんが、 福島原発後の福島近辺の測定値から、セシウムを濃縮しやすいと言われています。

拙サイトに、泊周辺のササデータをまとめております(コチラ)が、 セシウム137は不検出-4.2Bq/kg生と、今回の雑草と同程度です。

降下物データから、北海道にもセシウムがわずかに降下している事は 間違いないと思われますが、濃縮しやすいとされる雑草で 泊周辺のササデータと同様、数ベクレルのセシウムにとどまったことは、 福島原発由来のセシウム降下が東北・関東に比べて少ない事を裏付けるデータといえるでしょう。

以前のシミュレーションで、道東地域に数十-数百ベクレルのセシウムが降下したとの予測がありました。 既に北海道や民間による測定で否定されてはいますが、 今回のデータからも否定できることが改めて確かめられましたね^^
2012年5月、2011年と同じ場所で採取するも、2リットル容器に入る検体量が少なく、検出限界値が高くなり、そのため「不検出」となってしまいました。 こちらも土壌同様、今後も調査を継続してまいります。

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道東地域における土壌の放射性物質

場所 採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
根室市
(北海道立北方四島
交流センター)
2011/11/16 不検出
(6.3)
不検出
(7.3)
不検出
(6.5)
別海町
(根室農業改良
普及センター)
2011/11/16 不検出
(4.6)
不検出
(6.5)
不検出
(5.5)
浜中町
(釧路農業改良
普及センター東部支所)
2011/11/17 不検出
(6.9)
不検出
(6.6)
17.9
(6.6)

参照元の見解

  • 11/16-17に道東地域3ヶ所の土壌(道有地)を採取し、放射性物質モニタリング調査を実施しました。
  • いずれの場所でも、放射性セシウム137が過去3年の環境放射線水準調査結果と同水準でした。
    (値はND〜17.9Bq/kgと、宇宙研究大学連合の研究チームが行ったシミュレーション結果100-250Bq/kgを大幅に下回りました。)
  • その他の地点では、既に調査を行った中標津町の結果と同様、過去3年の環境放射線水準調査結果の値を下回りました。

素人haniwaの所感

中標津の土壌結果や、木下さんら有志の調査、牛乳の結果などから、高汚染を予想していたシミュレーション結果とは異なりましたね。 道東がひどく汚染された可能性は下がりましたが、引き続き調査いただきたいですね。

参照元

道東地域における土壌の放射性物質モニタリング調査(補完調査)

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放射能防御プロジェクトの検査

採取日 採取場所 ヨウ素
131

(Bq/Kg)
セシウム
134

(Bq/Kg)
セシウム
137

(Bq/Kg)
2011/10/11 中標津町
(植え込み)
不検出 1.7 2.3
2011/10/19 広尾町
(庭)
不検出 不検出 13
2011/9/28 旭川
(庭)
不検出 不検出 1.6
2011/10/10 音更
(庭)
不検出 1.4 不検出
2011/10/10 釧路
(空き地)
不検出 1.2 1.8
2011/9/29 東川町
(プランターの土)
不検出 不検出 1.6
2011/9/30 当麻町
(家庭菜園)
不検出 不検出 1.8
2011/10/9 北見
(庭)
不検出 不検出 1.7
2011/9/30 千歳
(公園、駐車場)
不検出 不検出 3.2
2011/10/8 札幌市厚別区
(公園)
不検出 不検出 不検出
2011/10/1 札幌市中央区
(敷地内の土)
不検出 0.9 2.4
2011/10/5 札幌市北区
(敷地内の土)
不検出 不検出 不検出
2011/10/5 札幌市北区
(畑)
不検出 不検出 4.1
白糠町
(道の駅の先の
海岸に近い砂地)
7.44 12.48

※採取方法:表面から5pを採取。砂場は表面から15pを採取
※測定方法:γ線スペクトルメーターによる核種測定。 検出限界1Bq/kg

素人haniwaの所感

有志での測定・情報公開有難うございます!
このデータを見る限り、名古屋大学らが計算したシミュレーションのような広い範囲での高汚染は確認できませんが、 1箇所、白糠町の砂地の値が気になります。実測に勝る証明は無いという事ですね。

参照元

放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ

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日本全国の土壌

北海道や中国・四国にも拡散か(2011/11/15・NHKニュースより)

東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質は、北海道や中国・四国地方にまで拡散し、土壌に沈着した可能性があるとするシミュレーションの結果を名古屋大学などの研究チームがまとめました。

研究チームでは「除染が必要なほどではないものの、全国で土壌調査を行うべきだ」としています。名古屋大学などの国際研究チームは、原発事故のあとの3月20日から1か月間、各地で実際に計測された放射性物質のデータを地球全体の大気輸送モデルと組み合わせ、シミュレーションを行いました。その結果、事故で放出されたセシウム137の一部は、北海道や中国・四国地方にまで拡散し、雨などの影響で土壌に沈着した可能性があることが分かったということです。セシウム137は半減期が30年のため、影響が長く残るとされていますが、土1キログラム当たりの濃度は、高いところで、北海道東部の一部で250ベクレル、中国・四国地方の山岳部で25ベクレル程度とみられ、研究チームでは、いずれも除染が必要なほどではないとしています。シミュレーションを行った名古屋大学の安成哲三教授は「放射性セシウムが全国的に広がっている可能性があることが分かった。局地的に放射線量が高いホットスポットが出来ているおそれがあり、全国で土壌調査を行うべきだ」と話しています。




参照元のプレスリリースで下線が引かれていた部分(強調したいと思われる箇所)

  • 日本全国の汚染分布状況の見積もりを行うべく研究を行った。
  • 解析を行った期間は3月20日から4月19日まで。
  • この結果は日本全国各地の汚染状況を直ちに保障するものではない。実際解析期間において、 宮城県(観測なし)、福島・山形(欠測日あり)なども絶対値の見積もり誤差に影響を与えていると考えられる。
  • 本研究成果は、現在まだセシウム137の土壌観測が行われていない地域における今後の詳細観測計画の検討や、 既に詳細観測が得られている地域のデータ(航空機観測や土壌観測など)と比較するための基礎資料としてのみ 使用可能であり、それ以上の論議をすることを目的とはしていない。
  • 本研究結果は、日本列島全体での汚染の分布を暫定的に見積もったものであり、汚染度をその精確な量も含めて確定したものではない。
  • どの都道府県においても土壌サンプル中のセシウム137の測定をさらに強化すること(観測によって本当に汚染が少ないか検証すること)。
  • 本研究の結果は、汚染の実態の更なる検証のための一資料として活用すべきであり、新たな風評被害を生むような使いかたは絶対にしていただきたくない。

素人haniwaの所感

今回発表されたシミュレーションは、あくまで3/20から一ヶ月のデータとの事ですが、 朝日新聞で報道された地図と、北海道による農地調査結果を重ねてみました!


色が濃い部分で不検出になっていたり、色が薄い部分で検出されていたりしていますね。 北海道の結果には、過去の大気圏核実験やチェルノブイリ原発事故で降下したセシウムも含まれています。

北海道庁による道東土壌、有志の土壌測定でも、放射性ヨウ素・セシウム共にシミュレーションのような高値は確認できず、 ほぼ過去の範囲内であった事が既に確認されています。

北海道による農地調査結果はコチラ

参照元

東京大学・名古屋大学プレスリリース(リンク切れ)
NHK(11/15)(リンク切れ)
朝日新聞(11/15)(リンク切れ)
北海道放射線モニタリング総合サイト

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泊発電所周辺の陸土

セシウム137
(Bq/kg乾土)
ストロンチウム90
(Bq/kg乾土)
0.67-20
(8検体)
0.45-0.85
(3検体)

※過去の範囲は、セシウム137:不検出-51、ストロンチウム90:不検出-4.1(Bq/kg乾土)

素人haniwaの所感(9/30)

セシウム137はもちろん、ストロンチウム90も過去の範囲内で何よりです。

参照元

環境放射線結果(リンク切れ)

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ACROによる富良野の土

北海道富良野市麓郷

採取日
110m

(Bq/Kg生)
テルル
129m

(Bq/Kg生)
ヨウ素
131

(Bq/Kg生)
セシウム
134

(Bq/Kg生)
セシウム
137

(Bq/Kg生)
2011/7/23 不検出 不検出 不検出 2.2 3.9

採取日
110m

(Bq/m2生)
テルル
129m

(Bq/m2生)
ヨウ素
131

(Bq/m2生)
セシウム
134

(Bq/m2生)
セシウム
137

(Bq/m2生)
2011/7/23 不検出 不検出 不検出 100 180

素人haniwaの所感

単位が「生」なので、水分含量などによって数値の解釈が変わりますが、富良野はBq/Kg生ではセシウム134、137合わせても一桁代で何よりです。 また、この結果では、福島県(セシウム134+137:164、585Bq/Kg生)より宮城県(セシウム134+137:1570、3320Bq/Kg生)の方が強く汚染されているようです。 乾土での結果が望まれますね。

参照元

アクロ(ACRO)による日本の放射能モニタリング結果

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北海道各地の水田の放射性物質

各農業試験場の水田(水稲栽培ほ場)から採取した土壌

すべて過去3年の環境放射線水準調査結果を下回りました。

比布町(上川農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
2011/9/5 不検出 不検出 不検出
2011/8/8 不検出 - 不検出

岩見沢市(中央農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
2011/9/5 不検出 不検出 不検出
2011/8/8 不検出 - 不検出

北斗市(道南農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
2011/9/5 不検出 不検出 13.3
2011/8/8 不検出 - 12.3

※9月測定の検出限界はヨウ素131:5.5〜6.9、セシウム134:6.2〜7.7、セシウム137:5.1〜6.1
※過去3年のモニタリング結果(札幌市・江別市)→ヨウ素131:不検出、セシウム137:14〜19(Bq/Kg乾土)

素人haniwaの所感

水田の値も土壌のようにバラツキが大きいようですね。今後の推移が気になります。

参照元

北海道農政部食の安全推進局技術普及課

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北海道各地の農地の放射性物質

各農業試験場の農地から採取した土壌

すべて過去3年の環境放射線水準調査結果を下回りました。
平成23年4月18日から10月31日まで、4週間ごとに調査予定(計8回予定)。
降雪期に入るため、今年度のモニタリング調査は10月で終了です。

長沼町(中央農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出不検出
9/2不検出不検出4.7
8/5不検出不検出不検出
7/1不検出不検出不検出
6/3不検出不検出不検出
2013/5/7不検出不検出不検出
10/22不検出不検出不検出
9/24不検出不検出不検出
8/27不検出不検出不検出
7/30不検出不検出不検出
6/25不検出不検出6.4
5/28不検出不検出不検出
2012/5/11不検出不検出5.8
2011/10/31不検出不検出不検出
10/3不検出不検出不検出
9/5不検出不検出不検出
8/8不検出-4.9
7/11不検出-不検出
6/13不検出-4.2
5/16不検出-不検出
4/18不検出-4.5

北斗市(道南農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出5.8
9/2不検出不検出不検出
8/5不検出不検出不検出
7/1不検出不検出5.1
6/3不検出不検出不検出
2013/5/7不検出不検出6.20
10/22不検出不検出13.1
9/24/td>不検出不検出9.1
8/27不検出不検出不検出
7/30不検出不検出11.6
6/25不検出不検出5.6
5/28不検出不検出9.40
2012/05/11不検出不検出10.60
2011/10/31不検出不検出8.7
10/3不検出不検出12.2
9/2不検出不検出10.7
8/8不検出-9.6
7/11不検出-11.0
6/13不検出-12.4
5/16不検出-10.3
4/18不検出-9.4

比布町(上川農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出5.7
9/2不検出不検出不検出
8/5不検出不検出不検出
7/1不検出不検出不検出
6/3不検出不検出不検出
2013/5/7不検出不検出不検出
10/22不検出不検出不検出
9/24不検出不検出不検出
8/27不検出不検出不検出
7/30不検出不検出不検出
6/25不検出不検出不検出
5/28不検出不検出不検出
2012/5/11不検出不検出5.00
2011/10/31不検出不検出7.0
10/3不検出不検出不検出
9/5不検出不検出4.9
8/8不検出-不検出
7/11不検出-不検出
6/13不検出-不検出
5/16不検出-不検出
4/19不検出-5.9

浜頓別町(上川農業試験場天北支場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出13.0
9/2不検出不検出10.1
8/5不検出不検出9.4
7/1不検出不検出9.3
6/3不検出不検出14.1
2013/5/7不検出不検出10.0
10/22不検出不検出11.3
9/24不検出不検出13.3
8/27不検出不検出10.2
7/30不検出不検出12.2
6/25不検出不検出12.0
5/28不検出不検出12.8
2012/5/11不検出不検出6.2
2011/10/31不検出不検出9.6
10/3不検出不検出8.9
9/5不検出不検出10.1
8/8不検出-10.2
7/11不検出-11.6
6/13不検出-12.3
5/16不検出-10.2
4/25不検出-9.9

芽室町(十勝農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出7.2
9/2不検出不検出7.9
8/5不検出不検出不検出
7/1不検出不検出不検出
6/3不検出不検出不検出
2013/5/7不検出不検出5.90
10/22不検出不検出7.7
9/24不検出不検出6.7
8/27不検出不検出不検出
7/30不検出不検出不検出
6/25不検出不検出8.3
5/28不検出不検出6.9
2012/5/11不検出不検出8.8
2011/10/31不検出不検出不検出
10/3不検出不検出8.5
9/8不検出不検出不検出
8/8不検出-8.8
7/11不検出-不検出
6/13不検出-10.7
5/16不検出-7.7
4/18不検出-6.9

訓子府町(北見農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出不検出
9/2不検出不検出不検出
8/5不検出不検出7.5
7/1不検出不検出不検出
6/3不検出不検出不検出
2013/5/7不検出不検出7.20
10/22不検出不検出不検出
9/24不検出不検出不検出
8/27不検出不検出不検出
7/30不検出不検出不検出
6/25不検出不検出不検出
5/28不検出不検出9.0
2012/5/11不検出不検出6.3
2011/10/31不検出不検出不検出
10/3不検出不検出7.6
9/5不検出不検出6.0
8/8不検出-5.5
7/11不検出-5.6
6/13不検出-5.1
5/16不検出-不検出
4/18不検出-8.0

中標津町(根釧農業試験場)

採取日 ヨウ素131
(Bq/Kg乾土)
セシウム134
(Bq/Kg乾土)
セシウム137
(Bq/Kg乾土)
10/7不検出不検出12.0
9/2不検出不検出9.1
8/5不検出不検出13.1
7/1不検出不検出10.3
6/3不検出不検出不検出
2013/5/7不検出不検出不検出
10/22不検出不検出9.1
9/24不検出不検出9.4
8/27不検出不検出7.2
7/30不検出不検出7.6
6/25不検出不検出10.8
2012/05/28不検出不検出11.0
2012/05/11不検出不検出10.2
2011/10/31不検出不検出8.8
10/3不検出不検出9.7
9/5不検出不検出9.2
8/8不検出-6.3
7/11不検出-11.7
6/13不検出-8.9
5/16不検出-8.9
4/18不検出-8.8

※9月測定の検出限界はヨウ素131:4.4〜8.5、セシウム134:4.5〜8.3、セシウム137:3.9〜6.0
※過去3年のモニタリング結果(札幌市・江別市)→ヨウ素131:不検出、セシウム137:14〜19(Bq/Kg乾土)

素人haniwaの所感

2013年度の測定が5月から始まりましたが、そう大きい変動は無いようですね。
2011/10/31の測定結果で、比布町で今年最高値の7.0Bq/kgを検出しました。 しかし、札幌市・江別市の過去値の範囲内であることから、大きな問題は無いでしょう。 また、以前検出されたとことが不検出になったり、その逆もあることから、 測定方法自体のバラツキが大きいのかもしれません。

分析方法やサンプリング方法について北海道に問い合わせましたところ、2011/5/23に回答をいただきました。 内容の変更は不可とのことですのでそのまま転載します。

1.分析法と不検出について

  • 文部科学省の緊急時におけるガンマ線スペクトル解析法に従い分析を実施しています。
  • 「不検出」となるのは、分析機器が計測時に表示する「検出限界」値を下回る場合です。
  • この場合、測定結果が有効とはならず、数値も示されません。
  • 不検出は必ずしもゼロではありませんが、問題のある結果でもありません。

2.サンプリング方法

  • 概ね平坦で耕起予定のない畑の区画から、容量100mL、高さ5cmの金属円筒を用いて、 地表から深さ5cmまでの土壌を区画内の5カ所で採取しています。
  • 5カ所分の試料を混合し、目立つような草木、根、石がある場合はそれらを除いて1つの試料としています。
  • 調査対象の畑は地表に植生がない状態で管理しています。
  • 採取は、降雨や降雪中を避け、積雪や水たまりがない条件で行っています。
  • なお、土壌採取区画は、経時的変化も把握するため、同一区画で実施しています。

※上記内容は、土壌モニタリング結果報告HPに掲載することにいたしましたので、あわせてご活用下さい。

これを読む限り、5カ所分のサンプルを混ぜていることと、同一区画で採取していることから、 サンプリングエラーは少なそうですね。 不検出の謎はクリアにはなりませんが、土壌内のバラつきが大きいのかもしれません。
土壌のサンプリング方法は、文部科学省の緊急時におけるガンマ線スペクトル解析法の10-11ページに記載されています。

土壌中のセシウム137の値は、過去データを道南地域における放射線量率の分布及び放射性セシウム等の含有量について(2006)で見てみますと、岩見沢やせたななどでも11Bq/kg代だったようですね。

東電福島原発事故の前から土壌や食物に蓄積されている放射性物質の由来は、1945〜80年に行われた大気圏核爆発実験や、チェルノブイリ原発事故によるものとされています。 今回、北海道の土壌で微量ながら検出されたセシウム137は、畑作土の「半減期」は8〜26年で、牧草地の土壌では深度20〜30cmの層でも検出されています。 これらが、土壌から今でもセシウム137が検出される理由だと考えています。

ちなみに、作物の主な汚染経路は、放射性物質の降下量が多い時は茎葉などから直接取り込まれますが、降下量が減ると土壌からの経根吸収による汚染が主になります。 これは北海道だけではなく、日本全体でも同じことがいえます。 詳しくは、当サイトの「文献・資料まとめ」に紹介しました文献をご覧ください。

また、北海道庁が土壌中のプルトニウムやストロンチウムの測定を行わない理由について、2011/12/31の北海道新聞朝刊に掲載されていましたので以下に抜粋いたします。

土壌中のプルトニウムやストロンチウムの測定を行わない理由

以下の理由から、現状の限られた検査体制の中では、最も注意すべきセシウム測定に力をいれている。

  • 福島県飯舘村などでもセシウムに比べて検出された放射能が非常に低く、道内では検出が難しい低濃度と考えられる。
  • 過去の核実験などで沈着したプルトニウムなどと区別するためには、相当量の検体を化学的に処理し、測定時も時間をかける必要がある。
  • 検査体制に余裕ができるのであれば、なるべく早期に土壌中のプルトニウムやストロンチウムを測定したい。

参照元

北海道放射線モニタリング総合サイト

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