北海道の放射能データまとめ

識者・メディアによる調査

データ

北海道立衛生研究所(2013)
NHKあさイチ(2011)

北海道立衛生研究所「北海道における日常食中の放射性セシウムについて(2011〜2012)」(2013)

以下は、参照元サイトからの抜粋です。

方法

2011年7月,11月,2012年2月,7月の4回、札幌市およびその近郊に住む成人から1日分の食事(間食や飲料水 などの水分もすべて含む。ただし、薬やサプリメントは含まない)を陰膳方式で提供してもらい検体とし,炭化後測定。検体数は2011年7月9検体,11月11検体,2012年2月11検体,7月13検体。

結果・考察


(クリックすると拡大画像が別窓で表示されます)

  • 134Csの検出は過去の大気圏内核実験ではなく、最近の原子炉等の事故の影響
  • 2012年2月の調査は他の調査時期と比較して放射性セシウムの最大値、平均値、検出頻度共に高い傾向が見られた。冬季は道内産野菜の端境期であることから、道外産品の寄与による影響が考えられる
  • 本調査における137Csの最大値は2.2 Bq/人・日で、これは環境放射能水準調査の過去10年間(1999〜2008年度)の最大値0.5 Bq/人・日より高い値であり、福島原発事故の影響が認められるが、核実験が行われていた1960年代の最大値4.4 Bq/人・日よりは低い値であった

素人haniwaの所感

北海道での食事は、やはり冬にセシウムが多くなる傾向にありますね。道外産品は2014年現在もセシウムが検出されており、特に山菜やきのこ類では流通品でも100Bq/kgを超える場合もあります。一方、海外産の食品は過去の原発事故の影響がいまだに見られるものもありますので、むやみに海外産を選ぶとかえってセシウムが高い食品を口にする事になるかもしれません。 そんなわけで、私が個人的に食品を選ぶ時の優先順位は、生産者のひとりという贔屓もあって北海道産はじめ東北・関東以外産>納得できる検出限界値で検査され信頼できる団体が流通・販売している東北・関東産>海外産となっています。

参照元

北海道立衛生研究所「北海道における日常食中の放射性セシウムについて( 2011〜2012)」(2013)

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NHKあさイチ「放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査」(2011放送)

以下は、参照元サイトからの抜粋です。

参加者

今回調査にご協力いただいたのは全部で7家族です。

福島からは、郡山・須賀川の2家族。 郡山のご家庭は、地元福島の農家を応援したいと、なるべく地元の野菜を買うようにしています。 しかし、9か月になる赤ちゃんに、本当にこのまま地元の野菜を与え続けて本当に大丈夫なのか、不安が消えません。一方、須賀川の一家は、農家で、家で食べる野菜のほとんどが自家製のもの。ただし、野菜は出荷しておらず、これまで放射線の検査は一度も受けたことがありません。さらに、水も水道ではなく、敷地内からわき出るわき水を使っています。 

東京からは、2家族が調査に参加。江戸川区にお住まいの一家は、食品からの被ばくをなるべく減らすため、西日本の食材を食べるようにしています。もう一家族は目黒から。こちらは、産地は気にせず買い物しています。

そのほか、全国的な広がりを知るため、札幌(北海道)、岸和田(大阪)、廿日市(広島)のご家族にもご協力いただきました。それぞれ、地元の食品を食べることが多い方々です。

分析方法

それぞれの家族に一食分余分に食事を作ってもらい、一日分をまとめてミキサーにかけて完全にかき混ぜ、分析用のサンプルを作ってもらいます。それを一週間続けて東京の研究室に送ってもらいました。

分析をしたのは、首都大学東京・福士政広教授研究室です。精密に測定できる「ゲルマニウム半導体検出器」を用い、各サンプル7,200秒かけて分析しました。これは現在通常行われている食品検査より長く、より精度の高い測定ができます。さらに各家庭1サンプルは、30,000秒の追加測定を行いました。

結果

【 2011/11/24追記 】

当初、放送で発表した数値に誤りがあったことがわかりました。原因は、分析装置の調整の不備です。 なお、検出されたデータそのものに不備はなかったということです。装置の再調整は、別の専門機関の協力も仰ぎ、二重のチェックを行いました。 この度は、誤った数値を公表し、申し訳ありませんでした。

セシウム134

場所 前回の誤った数値
(Bq/kg)
再検証後の数値
(Bq/kg)
札幌(北海道) 5.69 ND(8.2)
須賀川(福島) 3.66 ND(5.7)
江戸川(東京) 4.05 ND(5.2)
岸和田(大阪) 3.39 ND(4.5)

()内は検出限界値
カリウム40は再検証作業中

セシウム137

場所 前回の誤った数値
(Bq/kg)
再検証後の数値
(Bq/kg)
目黒(東京) 8.97 8.5(5.2)

()内は検出限界値
カリウム40は再検証作業中

【 10/20 】

今回、放射性セシウムが検出されたのは、7家族中、5家族。それぞれ一週間のうち1日から検出されました。

(haniwa注)
以下の結果は参照元からの転載です。 データ元では「0」となっていますが、本来は、「不検出」や「検出限界未満」、「ND」とするのが正しいです。

福島(須賀川)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/17 0 0 393.66
9/18 0 0 361.13
9/19 0 0 308.6
9/20 0 0 373.79
9/21 0 0 299.72
9/22 0 0 285.22
9/23 0 3.66 321.00
0 0 295.23
0 0 0

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/20 0 0 253.97

福島(郡山)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/17 0 0 332.47
9/18 0 0 324.91
9/19 0 0 404.11
9/20 0 0 263.10
9/21 0 0 332.52
9/22 0 0 292.29
9/23 0 0 271.11
0 0 310.78
0 0 327.19

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/22 0 0 287.15

東京(目黒)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/21 0 0 257.73
9/22 0 0 298.43
9/23 0 0 373.174422
9/24 0 0 338.07
9/26 0 0 423.17
9/27 0 0 393.09
9/28 8.97 0 268.01
0 0 386.64
0 0 298.64

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/22 0 0 285.04

東京(江戸川)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/18 0 0 337.34
9/20 0 0 348.54
9/21 0 0 314.50
9/22 0 4.05 268.62
9/23 0 0 297.44
9/25 0 0 155.13
9/26 0 0 365.33
0 0 286.25
0 0 0

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/21 0 0 325.32

大阪(岸和田)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/19 0 3.39 313.23
9/20 0 0 313.30
9/21 0 0 298.86
9/22 0 0 328.57
9/23 0 0 362.42
9/24 0 0 382.15
9/25 0 0 300.31
0 0 230.80
0 0 346.63

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/22 0 0 273.16

広島(廿日市)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/20 0 0 362.42
9/21 0 0 388.98
9/22 0 0 372.93
9/23 0 0 378.02
9/24
(しゃけちらし)
0 0 303.14
9/24 0 0 332.66
9/25 0 0 307.21
9/26 0 0 417.66
0 0 296.87
0 0 404.47

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/26 0 0 351.99

北海道(札幌)

測定時間:7200秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/20 0 0 418.50
9/21 0 0 437.42
9/22 0 0 436.83
9/26 0 0 451.64
9/27 0 0 404.73
9/28 0 0 463.98
9/29 0 5.69 370.80
0 0 285.56
0 0 346.75

測定時間:30000秒

日付・検体 セシウム137
(Bq/kg)
セシウム134
(Bq/kg)
カリウム40
(Bq/kg)
9/26 0 0 395.28

札幌、須賀川、江戸川、目黒で放射性セシウムが検出され、郡山と廿日市では、今回測った一週間では、放射性セシウムは全く検出されませんでした。 また、水と今年の新米は、各地で別に測定しましたが、今回の調査では放射性セシウムは全く検出されませんでした。

素人haniwaの所感

【 2011/11/24追記 】

前回検出された値は、目黒以外は不検出。判定ソフトに問題があったようですね。
また、今回、献立の材料と産地も公開されました。参照元「NHKあさイチ」ページのリンク先から見られますが、 札幌(北海道)と岸和田(大阪)、廿日市(広島)の献立は地元や近県の食材を使っているととれますが、 福島と東京は、地元の食材を使っているとは必ずしもいえないのではないでしょうか。
食材の放射性物質の値を本当に調べたければ、各地同じ食材で、同じ料理を作って比較するのが良いと、素人でも分かりますが、 データの再検討はしても調査の再検討は行わないことから、その比較ができない何らかの理由があるのかもしれませんね。 (北海道の葉物野菜もこの時期少ないです。)

【 2011/10/20 】

ツッコミどころ満載の調査ですが、一応載せておきました。
私は放送された番組を見ておらず、サイトでのデータしか見ていませんが、 それでも、食品の内訳と産地、検出限界値が「0」になっている点、カリウム40の異常な高さと小数点以下の桁数など、不明な点が多すぎます。 これでは、正直、マトモな所感を述べられません^^;

参照元

NHKあさイチ
結果詳細(PDF)

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