北海道の放射能データまとめ

被曝量の計算方法

外部被曝と内部被曝の被曝量の目安となる計算方法をご紹介いたします。

国際放射線防護委員会(ICRP)では、被曝線量が1mSv/年以下であれば健康上の問題は無いとしていますが、 文部科学省のサイトなどで紹介している放射線の強さは、1時間の被曝線量なので、年間の被曝線量に換算する必要があります。

外部被曝

屋内に居る場合は以下の低減係数をかけます。

低減係数

場所 低減係数
屋外 1.0
木造家屋 0.9
木造家屋の地下室 0.6
石造り建物 0.6
石造り建物の地下室 0.4
大きなコンクリート建物
(扉および窓から離れた場合)
0.2以下

計算例

外1時間、木造家屋23時間、外の空間線量0.1μSv/h

・外 : 0.1(μSv/h)×1(時間)
・木造家屋 : 0.1(μSv/h)×23(時間)×0.9(係数)
外と木造家屋の値を加算し、さらに365(年)をかけると、約0.8mSvとなる。

外1時間、コンクリート6時間、木造家屋17時間、外の空間線量0.1μSv/h

・外 : 0.1(μSv/h)×1(時間)
・コンクリート建物 : 0.1(μSv/h)×6(時間)×0.2(係数)
・木造家屋 : 0.1(μSv/h)×17(時間)×0.9(係数)
これらの値を加算し、さらに365(年)をかけると、約0.6mSvとなる。

参照元

世界一わかりやすい放射能の本当の話 子どもを守る編

内部被曝

核種や年齢毎に、以下の実効線量係数をかけます。 実効線量係数とは、食品の放射能の強さを示すベクレルを、人体への影響を示すシーベルトに換算するための数字です。

実効線量係数(mSv/Bq)

核種 乳児(0歳) 幼児(1〜4歳) 成人(20歳以上)
ヨウ素131 0.00014 0.000075 0.000016
セシウム137 0.000020 0.000012 0.000013

計算例

セシウム137が1000Bq/kgの牛肉を成人が1日100g、20日食べた場合

1000(Bq/kg)×100(g)/1000(g)×20(日)×0.000075=約0.15mSv

セシウム137が100Bq/kgの米を成人が1ヶ月5000g、12ヶ月食べた場合

100(Bq/kg)×5000(g)/1000(g)×12(月)×0.000075=約0.45mSv

素人haniwaの所感

日本人の米の消費量は多いため、放射能が小さくても食べ続ければそれなりに蓄積されることが分かりますね。 なんと、米のセシウム137だけでICRPの年間許容量1mSvの約半分にもなります。 他の核種も含むことや、米以外の食品も食べることから、米の汚染が少なくても、汚染されている他の食材を食べる可能性は十分あります。 食品による内部被曝に気をつけなければいけない理由が、ここにありますね。

参照元

世界一わかりやすい放射能の本当の話 子どもを守る編
米の1人1か月当たり消費量


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