なりきり縛りプレイ物語の3話目ができました^^
ここまでのあらすじ
haniwaの筆頭オトモのジーネは、haniwaのヘタレさに愛想がつきて、前の雇い主である筆頭ランサーの元に帰ってしまった。haniwaは、ジーネに見直してもらうべく、筆頭ランサーと同じ格好で、集会所上位モンスをソロで狩っていく事に。
前回の地底洞窟アルセルタス戦では、アルセルタスが「アイルーの青い毛」を落とした。もしやジーネの毛ではないか、ジーネの身に何かあったのではと心配になったhaniwaは、地底洞窟で情報収集を開始する。
haniwaの装備は、ランス「エルダーバベル」に未強化インゴット一式。スキルは、納刀術、ガード強化、ガード性能+1、雷属性攻撃強化+1(死にスキル)。防具は、クエストをクリアしたら1部位1レベル強化していく。前回、2つのクエストをクリアし、頭防具のみレベル3になり、防御力は爪護符無しで95。
もし、ジーネが負傷していたら、そう遠くには行けないはず。
haniwaは、地底洞窟のアイルーの巣で情報を集める事にした。
「あれ、ジーネ!?」
そこに居たのは、ジーネに良く似た青い毛のアイルーであったが、彼はジーネではなかった。
しかし、彼は怪我を負った隻眼の青毛アイルーを一時的に介抱したとのこと。介抱されたアイルーの特徴もジーネと一致する。もしそのアイルーこそジーネなら、とりあえず最悪の事態は回避できたようだ。
「良かったぁ・・・」
ジーネの生存を喜ぶhaniwa。
しかし、隻眼の青毛アイルーは、怪我が治ると「武器を強くしたい」と話してどこかへ旅立っていったそうだ。
「怪我を負ってもバルバレに戻らず、旅を続けるなんて。ジーネも、私と同じように、強くなりたいのかしら。もしそうなら、安易に再開しない方がお互いのためかもしれない・・・」
バルバレに戻り、haniwaはその事を筆頭ランサーに相談した。
やはり、筆頭ランサーも同じ意見だった。
そして、「武器を強くするためなら、ジーネはナグリ村へ向かったのかもしれない」と付け加えた。
これで、次の目的地は決まった。
早速ナグリ村へ向かおうとするhaniwa。しかし、ちょうどその時、遺跡平原にケチャワチャ2頭が現れたとの知らせが入った。
「これは、狩るしかないわね!」
haniwaは、ケチャワチャ2頭の討伐依頼を受注し、遺跡平原に向かった。
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遺跡平原に着くやいなや、なんと、イキナリ目の前にケチャワチャが!
しかも、ほどなくしてもう1頭もやって来た。
「分断したが良いわねっ!」
haniwaは袋にいっぱい詰めてきたこやし玉を片方のケチャワチャに投げつけ、上手く分断した。
ケチャワチャはその後も何度か合流したが、その都度こやし玉を当てて分断しながら、1頭に攻撃を集中させた。
ケチャワチャは、装備が充実していれば苦労する相手ではないが、ほぼ鍛えていないインゴットシリーズではなかなかの強敵。特に、怒ったケチャワチャのダイブ攻撃はかなり強力である。
弱った1頭目にシビレ罠をしかけようとしたその時!
ケチャワチャの怒りの一撃がhaniwaに襲いかかり、シビレ罠を仕掛ける前に力尽きてしまった;;
「しまった、油断したぁ! さすがに、モンスターの攻撃が重くなってきたわね。でも、ジーネとまた一緒にクエストに行くため。頑張るわ!」
ベースキャンプで気合を入れたhaniwaは、その後、ガードカウンター攻撃を中心に慎重に立ち回ることにした。ガード性能+1スキルのお陰で、ほとんどの攻撃をカウンターで返す事ができ、この作戦は成功! ケチャワチャ2頭を捕獲して、何とかクリアできたのだった。
「捕獲用麻酔玉が上手く当たらなくてヒヤリとしたわっ」
狩りを終えたhaniwaは、インゴットヘルムを1段階強化して、急ぎ足でナグリ村へ向かった。
-続く-