今回は、我が家(平屋)の間取りを紹介します!
(↑クリックで原寸表示)
細かい点は実物と異なっていますが、間取り自体は変わりません。
当記事には家の写真(我が家を設計いただいたHOUSE&HOUSE 一級建築士事務所 須貝日出海さんのInstagram)も登場しますが、外装・内装・建具・家具については別記事で紹介します。
仕様
(↑家の外観) 構造:木造平屋建て
敷地面積:約1110平方メートル
建築面積:約205平方メートル(車庫含む)
述べ面積:約159平方メートル(約48坪)(車庫除く)
設計:HOUSE&HOUSE 一級建築士事務所(
↑玄関から土間方向を見た様子。玄関スペースが広いので、子どもに靴を履かせるのも楽です。
玄関から上に向かうと、途中にトイレがあり、土間に突き当たります。
土間には、畑作農業を営む夫の作業着や工具を置くため、汚れに強い素材を使っています。土間の右側には勝手口を設け、汚れた格好でも気兼ねなく出入りできるようにしています。深めの手洗い場も作り、汚れた手や衣服を洗えるようにしました。
トイレが土間の近くにあるのも、農作業中の夫がなるべく家を汚さずにアクセスするためです。間取りの左側にある個室からトイレに行くためにはリビングを通る必要があり、家族の気配を感じやすくしています。
また、土間→パントリー(物置)→キッチンの動線も作り、荷物を片付けやすくしています。
2.リビング・畳コーナー
玄関の左はリビングです。リビングの左奥には薪ストーブ、右手前にはテレビがあり、薪ストーブの周りには道具を置けるスペースと、テラスに出入りできるドアを設けました。冬は、テラスに一時保管した薪をドアから運び入れ、薪ストーブにくべることができます。
↑玄関からリビングに入ると、このように見えます。
南側には足元まで広がる窓があり、広大な畑の風景を楽しめます。この窓にはカーテンやブラインドは無く、代わりに6枚の障子を使っています。障子は、隙間無く窓を覆えるので、熱気や冷気を部屋に伝わりにくくできます。また、1枚ずつ独立して動くので、眩しい場所にピンポイントで置くこともできます。
リビングは勾配天井で、ロフトも見え、平屋にも関わらず開放的な雰囲気を味わえます。
リビングの右上には畳コーナーがあります。左奥にはご先祖様の仏壇を飾れるスペースを確保し、右奥には吊納戸を設けました。(図面では仏壇と吊納戸が逆になっていますが、後に、仏壇から畑が見えるように、位置をチェンジしました)
間取りを検討し始めた頃、畳コーナーは個室でリビングやダイニングから離れた位置にあり、この場所は物置スペースでした。しかし、リビングやダイニングからアクセスできる位置にした方が、空間的な広がりを感じられるため、この位置に決めました。
畳コーナーは、リビング・ダイニングから目が届きやすいため、子どもスペース(遊び・昼寝・オムツ替え)として大活用しています♪ 障子で仕切ると客間になり、仏壇もにぎやかで明るい場所に置けるため、ご先祖さまも喜びそうです^^
3.ダイニング・キッチン・パントリー
リビングの上側には、ダイニング、キッチン、パントリーがあります。ダイニングテーブルとキッチンを近づけることで、料理や小物を移動しやすくしています。
キッチンの上側には、引っ越し前から使っていた棚を置きます。この棚とキッチンの間は110cmと広めにとり、複数人でキッチンに立ちやすくしています。
冷蔵庫の位置は、リビング・ダイニング・パントリーからアクセスしやすい位置にしました。棚と冷蔵庫の間はゴミ箱コーナーになっています。
パントリー内部は、図面では何も有りませんが、後日、完成見学会のお礼として、(株)木村建設さんに棚をつけてもらいました^^ 有難うございます!