職場でいじめやハラスメントを受けると、職場に対する復讐心が生まれることは、心理学的な研究でも明らかになっています。(例えば「組織公正と従業員の倫理的行動に関する実証研究」)
しかし、危害を加えた相手に直接仕返しすることは得策ではありません。もしそうしてしまったら、職場そのものに問題があっても、当事者同士のトラブルに矮小化されてしまい、ハラスメントの根本的な解決につながらないばかりか、自らの立場も危うくしてしまいます。
とはいえ、悲観する必要はありません。従業員へのハラスメントを見て見ぬフリをする会社は、わざわざ自ら手を汚さなくても、長い目でみれば勝手に傾いていきます。社員の不満を解決できない会社が、顧客を喜ばせられるはずはありませんから。
それでも、どうしても職場にリベンジ(復讐)したい場合は、以下のような間接的な方法をオススメします。
ただし、肉体的・精神的に実害が及ぶほどのハラスメントを受けているのであれば、いち早く専門機関に相談しましょう。
1.会社の給料以外の所得を得よう
全てのなかで最も大切な方法です。会社が傾いたり倒産したときに、ひとりほくそ笑む(ゲスw)ためにも、会社の給料以外の所得源を確保しておきましょう。働いている時にも収入を得られると尚良し!
職場でイラっとくる事があっても、今その時にも不労所得を得ていると思うと、アラ不思議、怒りが哀れみに変わります。「アナタは私をイラつかせる事でしか、自分の権威を保てないのねぇ~。可哀想なお人」という具合に。
私が心がけてきたことは、「ハラスメントを受けてイラっとした時は、相手への仕返しではなく、1円でも多く、そして楽しく稼げる方法を考えよう」ということです。
私の実例
私は、勤務先の給料とは別に、年間7桁の不労所得を得られるように試行錯誤してきました。(不労所得を得る方法は色々あり、向き・不向きもありますが、私には投資が向いていました)
2.会社への時間的・金銭的投資を減らそう
終業時間後はサッサと帰って、自分が有益だと思える事にお金も時間も投資しましょう。
毎日の生活に忙殺されていると忘れがちになりますが、人生は有限です。自分の仕事を終えているにも関わらず、気に入らない上司のご機嫌取りだけのために、嫌々職場に居残ることは、人生の大いなる無駄です。
仮に、朝晩1日15分、上司に付き合って職場に居残ったとしたら、1週間(5日)で75分、1ヶ月間(20日)で300分=5時間、1年間で60時間にもなってしまいます!
60時間あれば、泊まりがけの旅行ができたり、一昔前のRPGゲームを2,3本クリアできます。ちょっとした複業さえできますね。まさに、塵も積もれば山となる、です。
私の実例
私が勤める会社には一応タイムカードがありますが、終業時間直前になると、誰ともなく世間話(仕事に関係無い他人のウワサ話)が始まり、タイムカードを押す時間をじりじりと無駄に伸ばしています。
私は、ど~でもいい話をするくらいなら、サッサと帰って自分の好きな事をやりたいので、終業直後に退社し、始業直前に出勤しています。
上司の顔色伺いやご機嫌取りのために残っているメンバーも居ますが、私には不労所得がありますので、上司に取り入る必要もありません。(だからこそ、会社の給料以外の所得が大切なのです)
そもそも、ゴマすりは、ゴマをすらないと生き延びれないような人が行うこと。もし、上司がそのことを見抜けず鼻を伸ばしているなら、仕事の出来ない人がどんどんしがみつくことでしょう。その結果、会社も傾いていきますので、よりいっそう、サッサと「損切り」したほうが得策です。
3.同業種の共感できる企業を応援しよう
同業他社のビジョンや理念に共感し、「応援したいなぁ」と思えたら、同業他社の商品を購入したり、取り組みを応援するなどして、リアル・SNSの友人・知人にポジティブなクチコミを伝えましょう。
コツは、自社をけなすのではなく、同業他社を誉めること。ネガティブな情報よりも、役に立ったり面白い情報の方が拡散されやすく、発信者の信用も高まります。
Twitterなどで自社の商品と同業他社の商品を検索してみて、自社の商品は広告ばかりになり、同業他社の商品はユーザーのポジティブな感想ばかりになったら、もう結果は見えています。
私の実例
私は、嫌いな企業の商品はなるべく避けて、好きな企業の商品を買っています。「この会社は応援したいなぁ」と思ったら、業種にこだわらず、SNSやブログで応援したり、株を購入しています。応援投資ですね。
私が勤める会社の同業種には、業績を伸ばしている会社がたくさんあり、当然、そういう会社の株も買っています。結果的に、ライバル企業を応援することで、勤める会社に間接的なダメージを与えています。(もちろん、インサイダー取引はNGですよっ!)
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職場で泣き寝入りしないために、日頃から記録を取っておくことをオススメします。
「勤め先はブラック企業だから」そんな愚痴を冗談半分でも、居酒屋で、同窓会で、家庭で発したことがある―。身に憶えはありませんか?実はそれらは改善したり、損を取り返すことが可能なことも多いのですが、「法律も手続きもよくわからない…」という方が大半です。このダイアリーは、アドバイスに従って書き込むだけで、法的証拠にもなるツールです。これを利用して「勤め先がブラック企業だったんだけど」と過去の笑い話にできる快適な仕事を目指しませんか。
イジメはいつの時代でもあることだろうと思います。
組織に属する限り当たり前のように存在する。
問題は自分自身がどう受け止めどのように対処するかだと思うのです。
僕もお局に徹底的にやられた経験者です。しかし仕事を覚えるまでは我慢しました
覚えてからはもう無視です。理不尽な指示には反論しています。
急にイジメがなくなりました。相変わらずお局はサボってばかりいますが
僕には関係ありません。自分は自分。他人ばかり気にしていたら自分を見失ってしまいますから。お陰で上司の評価も高くなりました。反論しなきゃ駄目だと思いますね