途中で止まっていた長女の出産体験記ですが、あっという間に時が流れ、2018年12月に次女も生まれました♪
この記事は、長女出産時の入院を思い出しながら書いています。
今回は、5日目から退院までの体験記です＾＾ 入院4日目は以下！
入院5日目以降
5日目：抜糸、8日目：抜鉤！
帝王切開の傷は順調に治り、予定通りの日程で抜糸・抜鉤できました♪ 抜糸・抜鉤後は、歩いたり授乳したりの日常生活が、かなり楽になりますね～＾＾
後に他の帝王切開ママさんとの会話で分かったことですが、私は傷の痛みに強いようです。我ながらさすがドMといったことろでしょうかw
初めての母子同室！
入院5日目にして、ようやく母子同室になりました～♪
赤ちゃんと一緒に寝起きしたり抱っこできることは嬉しかったのですが、一方で、吐きやすい娘だったので、吐いた物が詰まって寝ている間に呼吸が止まったらどうしよう！？という心配もありました＾＾； 赤ちゃんが寝ている間、赤ちゃんの胸が上下するのを何度か確認して生存確認(笑)をするほどw
幸い、よく寝てくれる娘だったので睡眠時間は何とか確保できましたが、帝王切開の傷が痛むなか、赤ちゃんが泣いてばかりいたら、母子同室は体力的にハードだったでしょうね；；
ちなみに、初めての母子同室はたったの1時間でした。赤ちゃんの黄疸が強くなってきて治療が必要になり、黄疸治療用の保育器に移動することとなりました；； 出生時にアプガースコアが低かった赤ちゃんは黄疸になりやすいそうですが、娘の黄疸は24時間の光線療法で無事に軽快し、母子同室も無事に再開できました♪
初めての沐浴！
母子同室が再開した後には、赤ちゃんをお風呂に入れる「沐浴」も始まりました♪
赤ちゃんをイキナリお湯に入れるとビックリして両腕を広げたり泣いたりしますが、お腹と手に布をかけると落ち着くところが可愛い～！ このような赤ちゃんならではの反射(原始反射)に、生き物の不思議さを感じます＾＾
産院ではパパも参加できる沐浴指導もやっていたため、早速夫にも参加してもらいました！ そのお陰か、退院後は、パパが沐浴を積極的にしてくれています♪
他のママさんと一緒に食事ができるようになりました！
長らく個室に居たことで人が恋しくなっていた私は、他のママさんと積極的に相席になり会話を楽しみました♪
話題の中心は、やっぱり妊娠・出産の話！ ママさん達の話を伺うことで、皆、その方なりの試練を乗り越えて出産・育児していることを改めて実感しました。
出産自体はスムーズでも妊娠時にトラブルに見舞われて長期入院したり、赤ちゃんの炎症マーカー値が高くて生まれた後ずっと点滴するなど、出産前後にも色々ドラマがあるのですね。
なかには急に帝王切開になって落ち込んでいる方も居ましたが、そのような方に、私のフルコース出産話(破水→陣痛促進剤投与→陣痛1分間隔・子宮口8cm→胎児心拍低下→吸引分娩失敗→全身麻酔の超緊急帝王切開で産声聞けず→赤ちゃん死にかけるも何とか蘇生)を伝えると「haniwaさんよりはマシだわ」と気持ちが楽になっていたようでしたw
失意の帝王切開にガッカリしているママさんの心が少しでも軽くなるなら、私のドM出産話くらい、何度でもするわよ～っ！
ついでに、心無い方に帝王切開へのネガティブな事を言われた時の返しも伝授♪ それはズバリ「あなたは私の子どもに死ねとおっしゃるのですか？」ですw これは強力ですよ！
帝王切開の傷が痛むママさんを笑わせてしまい、痛みを強めてしまったことは申し訳なかったです；；
貧血で毎日鉄剤注射！ 看護師さん泣かせの血管！
産後から退院まで、ず～っと貧血に悩まされました。ヘモグロビン値は9.0g/dLまで下がり、ぶっとい鉄剤注射を毎日受けました；；
残念なことに、私の腕の血管はとても見えづらく、さらに血管のうちの1本が目視で確認できないほど埋もれています。
そういえば、年に1度の健康診断で通っている病院で、偶然、前の年と同じ看護師さんに採血してもらったことがあります。私はまったく気付きませんでしたが、私の血管を見たその方が「1年前もhaniwaさんの採血を担当しました！」と言ってくれたことで偶然の再会に気付けました♪
1回目は、他の方がどんどん採血を終えるなか、私の採血に時間がかかっていましたが、2回目は、採血の上手な看護師さんをすぐ呼ぶなど、対応の改善がみられました♪ それにしても、年1回の通院にも関わらず私の採血を覚えているなんて、よっぽど抜きにくい血管なのでしょうかw
産院でも注射しにくかったようで、ベッドに横になった状態(イスに座るより少しだけ血管が分かりやすい)で、細い針を使ってもらったにもかかわらず、最大4回失敗したことも！
入院後半には、看護師さんに「haniwaさんの注射いつまで続くの～」と半分冗談・半分本気で泣き言を言われたり、前日の看護師さんが注射に成功するまでの回数を聞かれたり(より少ない成功回数を狙う腕試し！？)、ロビーで気軽に注射しようとした看護師さんが私の名前を聞くなり交代する(「haniwa＝注射高難度」という認識が看護師さんの間で広まっていたようですw)など、注射の痛みそっちのけで、血管のネタっぷりに笑っていました＾＾
しかし、肝心のヘモグロビン値はなかなか回復せず、入院最終日の採血結果で、予定通り退院できるかどうか決まることに＞＜ 今まで同様、何度も注射されることを覚悟していましたが、この日の看護師さんのウデは神がかっていました！
ナント、私の腕に触れるだけで、目視で確認できない血管の位置を正確に把握して、1回で採血成功！ 注射手技の美しさに、ちょっと感動してしまいました。この血管に針を刺せた方は初めてでしたので、「あなたが神か！ ゴッドハンド！(腕だけに)」と讃えまくったところ、私のサムいオヤジギャグは華麗にスルーされつつ(笑)「血管には相性があるのよ～」と注射への持論をアツく語ってくれました♪
幸い、ヘモグロビン値もようやく基準値の範囲内に収まってくれたので、入院11日目にして予定通り母子共に退院できました！ 出生直後は酸欠の影響でグダグダだった娘の血液検査値も、時間経過とともに基準値に戻っていました＾＾
産後1ヶ月検診で、子宮に筋腫のような腫れが！
退院後は、このまま何事も無く終わってくれるものと思っていましたが、産後1ヶ月検診で、私の子宮に筋腫のような腫れが1つ見つかりました！ 入院中には一度も指摘されなかったため、退院後に出来た可能性があります。
この時点で既に2人目の出産も考えていましたが、もし本当に子宮筋腫だったら、次の妊娠・出産のトラブルの元になってしまいます；； 1ヶ月検診の約3ヶ月後に、年に1回の子宮がん定期検診のタイミングになるため、その時にまた腫れを確認することになりました。
子宮がん検診時、幸い腫れはキレイさっぱり無くなっていましたが、腫れの原因は不明とのこと。原因不明って、何気に気になる～＞＜
そのため、大事をとって、次の出産はTOLAC(帝王切開後経膣分娩試行)不可に！ この時点で2人目の出産も帝王切開確定となりました。
haniwaのヒトコト
これにて、長女の妊娠・出産体験記は一段落♪
傷の痛みをかかえて睡眠不足になりながらの赤ちゃんのお世話はハードで、入院後半のお世話は修行のようでしたが、人生の初体験(妊娠・出産・育児)も多く、総じて楽しめたマタニティライフでした。
同じ時期に入院していたママさんの多くは一期一会の出会いとなりましたが、ハードな妊娠・出産・育児クエストに共に挑み励ましあった同志だと今でも思っています。偶然どこかでお会いすることがあれば、近況をおしゃべりしたいですね＾＾
今回の一連の妊娠・出産記事について、思い出した事があったら追記していきます♪
久々の更新ありがとうございます。
私の妻も帝王切開だったこともあり、当時のことが思い出されましたよ＾＾