2.予定していなかった結婚式

今では挙げて良かったと思える結婚式ですが、最初は「準備が大変」「お金がかかる」などの理由から、正直、行う予定は全くありませんでした。

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私は妻の立場で、さらに1人娘でもありましたが、親も「式を挙げても挙げなくてもどっちでも良いわ。好きにしなさい」というアバウトな感じ。
そのため、はじめは入籍日に記念撮影といった、いわゆるフォトウエディングで済まそうと考えていました。

ところが、ダンナとダンナのご親は、「1人娘なのに式を挙げないのは、私の親に対して申し訳ない」という有難いお言葉をいただき、それならば・・・と、結婚式について少し考えてみようという事になりました。

結婚は、本人だけで行うようでいて、実は、家と家がつながる事でもあります。両家の親戚へのご挨拶もないがしろにはできません。

私の親戚は北海道だけではなく本州にも居り、人数もそれなりに居るため、もし結婚式を行わなかった場合、結婚のご挨拶の親戚巡りがとても大変になります><
また、私は社会人ですが、ダンナは畑作農家で、さらに地域共同で作業を行っているため、日ごろお世話になっている地域住民の方に私をお披露目したい、という思いもありました。

結婚式を行いたくない理由は、先に述べたような、あくまで個人的なものでした。
しかし、結婚は、個人のつながりだけで完結するものではなく、両家や地域の皆さまにとっても一大イベントであるという事を知りました。

それならば、いっその事、結婚式を「親族紹介・地域の方へのお披露目の場」とも考てはどうか、と思うようになり、結婚式・披露宴を行う事といたしました。

結婚を挙げた多くの先輩方から、口をそろえて「結婚式は挙げた方がゼッタイ良い!」とアドバイスされた事も大きかったですね^^

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