エシカル消費を生き方の指針に!
2人目の子どもが生まれた直後、生活クラブの会報「生活と自治1(2019 No.597)」に載っていたエシカル消費に関する記事を読みました。
その結果、「私の実践したいことの全てがエシカルという言葉に込められている! 何て素敵なワードなの~!」と感銘を受け、投資で得た利益の還元先はもちろん、生き方の指針にすることを改めて決めました。
「エシカル(ethical)」は、直訳すると「倫理的」という意味ですが、噛み砕くと、社会支援の促進、地球環境の保全、地域経済の応援といった、人(社会)・環境・地域への配慮をあらわします。
エシカル消費は、買い物を通じて人(社会)・環境・地域の問題解決を目指す行動を指し、投資や製品購入などにより以下のような取り組みを応援することです。
- フェアトレード、オーガニック
- 持続可能な森林認証、持続可能な漁業認証、持続可能な鉱山から採掘された鉱物使用
- 自然エネルギー活用、省エネ製品
- エコホテル、カーシェアリング
- 動物福祉
- 地産地消、地元商店での買い物、伝統工芸、国産材
- 障がい者の作った製品、寄付つき製品
- ESG投資(環境・社会・ガバナンスに配慮している企業への投資)
私が以前の記事に書いた、応援投資として「心理的安全性を高める活動を行っている企業や団体、個人を応援する」ことも、エシカルの「人への配慮」に含まれます。
また、私が率先して選ぶ製品やサービスも、まさにエシカルでした。例えば、北海道産の食材、オーガニックコットン、日本の素材(木材・焼き物)を使用したインテリアなどです。さらに、地域経済へのささやかな貢献になればとの思いから、急ぎではない本は地元の本屋で取り寄せることにしました♪
エシカル消費のススメ!
エシカル消費の最大の利点は、買い物という誰でもできる方法で社会に貢献できること♪
自分の考えを社会に反映する方法として、投票や署名、SNSで考えを述べることなどが思い浮かびますが、チョッピリ敷居が高いです。一方で、買い物で意思表示できるエシカル消費は、お手軽な社会貢献活動です^^
とはいえ、エシカル商品は、価格に生産者の衣食住・教育費等も含まれていることが多いため、どうしても割高になりがちです。
価格がネックで日常生活に取り入れにくい場合は、大切な人への贈り物などここぞというシーンでの活用がオススメです♪
例えば、日本の伝統工芸品を記念日にプレゼントしたり、地産地消の食品をお土産に選んだり、時には自分の運気を上げるために寄付つき製品を買うなどw
欲しい物や、関心のあるジャンルの名前に、フェアトレードや寄付、伝統などのエシカルワードを加えてWeb検索すると、新たな発見があるかも!?
エシカル消費を続ける大切なポイントは「無理せず楽しく」♪ 人助けのためという思いも大切ですが、ストイックに取り組みすぎると長続きしません。エシカルではない商品も買ってOK! まずは自分がウキウキ・ワクワクする商品で、エシカル消費を実践してはいかがでしょうか?
一人ひとりがエシカル消費に使う金額は少なくても、多くの人がエシカルを実践する企業の商品を選んだり、株などで投資したりすれば、社会はより良くなっていくはずです。
今後は、私が実践したエシカル消費も少しずつ紹介していきます♪
エシカル消費に惹かれた理由
私が「エシカル消費」に惹かれた理由は、子どもたちを産んで次世代のために持続可能な生き方をしたい、人生の折り返しである40歳を目前にして、今後の人生を後悔しないために好きな物に囲まれて生活したい(どうせ物を買うなら社会に役立つ買い方をしたい)と思ったためです。
また、経済活動の多面性(数字にシビアな株式投資と、社会貢献につながるエシカル消費)を両方楽しみたいという思いもあります。人は善と悪の二面性があるからこそ興味深いのと似たような感覚です^^
エシカル消費を含む消費活動は、自らの思想や美学に基づいて、自らの選択に責任と覚悟を持って生きることにつながります。子どもたちが大人になる頃に、「ママは悔いのない生き方ができたわっ!」と胸を張れるよう、無理せず楽しくエシカル消費を実践していきます♪
その頃には、エシカルという言葉をあえて使わなくても、身の回りの問題解決を目指す行動が当たり前の社会になっていることを願っています^^