カラマツ柱は、(有)瀬上製材所さんで製材された後、(株)木村建設さんで木を組むための刻みが行われます。
地元の足寄町ということで、何度もお邪魔して作業風景を拝見しました^^
大工さん達が、カラマツ材を刻む位置に墨付けをしたり、
(写真ご提供:Hibino Kantaさん)
のみで手刻み加工したり、
(写真ご提供:Hibino Kantaさん)
完成した、たる木を梱包したり。
こういった手技的な面でも職人の腕が光りますが、家全体で、どの部位にどの柱を使うかを見極めるのも、職人の腕の魅せどころ! 木のねじれや木目をじっくり観察して、柱1本1本の個性に合わせた適材適所(木材の使い分け)をしていきます。
例えば、家を支える柱には狂いの少ない材を選んだり、リビングの見せ場は美しい材にしたり、別々の材を組むときは木目が繋がっているように見せるなど。木材の見極めは、家の寿命にも関わる重要な工程です。
その間、現場では、地鎮祭→基礎づくりが進みます。
工場車両が大好きな娘たちは、基礎づくりのために何度も現れたコンクリートミキサー車に大興奮! 作業の邪魔にならないよう、新居の隣の義父母宅から目をキラキラさせながら眺めていました^^
基礎が落ち着いた後、完成した材を組んでいきます。
長い柱は持ち上げるのも一苦労!
木と木を慎重に組み合わせていきます。
(写真ご提供:Hibino Kantaさん)
少しずつ家らしい形になっていきます。
(写真ご提供:Hibino Kantaさん)
長方形で切妻屋根の見た目から、この頃は時々牛舎と勘違いされました(笑)。言われてみれば、確かに牛舎っぽい!
中央の廊下も、牛舎っぽさアップ♪
(写真ご提供:Hibino Kantaさん)
我が家では、上棟式を行わない代わりに、隣に住む義父が大工さんたちに小まめな差し入れをしてくれました。
ここまでの家創りは、間取りから価格・支払いに至るまで、ほぼ夫と私で決めました。一方で、隣に家を建てるのに、義父母の出番が無いと彼らに寂しい思いをさせてしまうかも…と思い、義父母に活躍いただく場のひとつとして、差し入れご提供&大工さんたちとの交流を考えてみました。結局、私達がお願いする前に、義父は自主的に差し入れをしてくれていました(笑)。
外観がある程度できあがってきました。
5月に始まった現場も、早7月。この頃から、北海道にも関わらず、外気温が35℃を超える日々が続きます。この暑さは、日陰に立てかけていた窓も歪むほど(驚)! (株)木村建設さんも、暑さで窓が歪むことは初めてだと驚いていました><
8月は窓が入り、9月は外壁が塗られ、内装やカーポートの工事も始まります。
10月下旬には家がほぼ完成し、私達と義父と(株)木村建設さんで、床のフローリングに天然オイルを塗りました。
11月上旬に友人・知人・関係者限定のオープンハウスを行い、11月下旬に引っ越しました!