前回に続いて、今回も我が家(平屋)の間取りを紹介します!
(↑クリックで原寸表示)
細かい点は実物と異なっていますが、間取り自体は変わりません。
当記事には家の写真(我が家を設計いただいたHOUSE&HOUSE 一級建築士事務所 須貝日出海さんのInstagram、他)も登場しますが、外装・内装・建具・家具については別記事で紹介します。
間取りの工夫
今回は、4.洗面室・浴室・物干スペース・ウォークインクローゼット、5.寝室、6.子ども部屋、7.書斎、8.廊下、9.カーポートを紹介します。
4.洗面室・浴室・物干スペース・ウォークインクローゼット
多くの家では、洗面所やお風呂はキッチンの近くにあり、水回りをひとまとめにしていますが、私達の家(=暮らし方)では、キッチンと洗面所をあえて離しました。
その理由は、洗面所→お風呂→洗濯機→物干しスペース→ウォークインクローゼット→寝室という動線を作りたかったから♪
以下の暮らしや家事がとってもスムーズにできますよ!(この記事を書いている時は、新居に暮らして既に3ヶ月ほど経っていますが、とっても暮らしやすいです^^)
- 歯を磨く→お風呂に入る(着ていた服はお風呂の向かいにある洗濯機にイン)
- 洗濯する→干す→しまう(衣類はハンガーにかけたまま物干し竿からクローゼットに移動できる)
- 朝起きる→着替える(クローゼットと寝室もつながっている)
物干しスペースを南側の窓辺に作ることで日当たりが良くなり、洗濯物も室内干しで充分乾きます。家の南側が畑で土埃が舞うので、洗濯物は外に干したくなかったんですよね。雨が降っても「洗濯物取り込まなきゃ!」という心配もいりません♪
↑洗面室から物干しスペースを見た様子。大きな窓で陽の光を取り込めます。窓とクローゼットの境目には外に出られるドアを設置。網戸もあるので、風を取り込みたい場合はこのドアを開けます。
間取りを考えている時、このスペースは子ども部屋にする案もありました。しかし、子どもはいつか巣立ちますが、お風呂や洗濯は年老いてもず~っと続きます。長い目でみて、暮らしやすさを優先しました。
5.寝室
寝室は、朝日が入る南側に♪ 大きな窓から差し込む朝日は、心地よい目覚めを促してくれます。角部屋にしたのは、寝ている人に生活音がなるべく届かないようにするためです。先に紹介したウォークインクローゼットとつながっており、起きたらすぐ着替えられます。
私は布団が大好きですが、毎日の上げ下ろしは面倒です^^; そんなズボラな私に(株)木村建設さん&建築士の須貝さんが提案してくださったのが、畳の小上がりスペース! 布団を敷くとベッドのようになるので、布団敷きっぱなしでも違和感がありません♪ まだ幼い娘たちが急に眠たくなった時も、すぐに寝かせられます。
とはいえ、畳のカビ防止のため、起床後、布団は半分にたたんで部屋の端に置いています。
↑寝室を廊下側から見た写真。娘たちが幼い今は、布団3枚を敷き詰めて寝ています。奥の黒くてカッコいい壁は、別の記事で紹介します!
6.子ども部屋
我が家の子どもは娘2人。子ども部屋は、将来2部屋に分けられるようにしました。
上部のロフトには寝られるスペースもあります。
娘が大きくなるまでは、オモチャ部屋&私の机置き場として活用します。
子ども部屋を家の北側にした理由は、子ども達が部屋にこもるのを防ぐためです。より快適な環境で過ごしたくなったら、リビングで家族団らんしようね!ということですね♪ トイレに行く時にリビングを横切るようにしたもの同じ理由です。
子ども達が巣立った後は私のワークスペースにする予定。絵やデザインをたしなむ私にとって、北側の部屋は、日差しのギラつきが無く落ち着いた明るさにできる点が大きなメリットです。
7.書斎
書斎は、夫の事務スペースと我が家の書庫です。現時点では、ロフトに登ることができる唯一の部屋でもあります。
書斎前の廊下には、すぐ外に出られるドアをつけて、農作業中の夫がメーカーさんに書類を渡しやすくしたり、万が一のときの避難用としています。
8.廊下
最近は廊下を作らない家が増えていますが、我が家はあえて作りました。その理由は、廊下に色々な物を飾るためと、寝室に他の部屋の音が伝わりにくくするためです。
廊下の無い家は、部屋の音が隣の部屋に響きやすいそうです。寝室とリビングが隣同士の家に住んでいる方は、
9.カーポート
母屋(居住空間)の右側には、夫婦2台の車が停められるカーポートがあります。中央には壁を作らず、車のドア開閉スペースを広くとっています。車の乗り降りや、荷物の積み下ろしが楽になることに加えて、子どもたちが車のドアを壁にぶつけるのも防止できます^^
カーポートの左側には引き戸付き収納スペースがあり、タイヤや小道具をしまっておけます。
母屋とカーポートは別棟ですが、互いの屋根を重ねることで、玄関や裏玄関から雨に濡れずにカーポートに行けるようになっています。母屋とカーポートの間も雨に濡れないので、通路やちょっとした収納としても利用できます。