こんにちわ~!
4月も早くも中旬、新しい学校や職場にもそろそろ慣れてきた頃でしょうか♪ また、受験や就活まで1年を切り、MH4Gをはじめとするゲームを休止する方も少なくありません。
そこで、今回は、いつもとは少し趣向を変えて、日々奮闘される方への応援の気持ちを込めて、最近参考になった本「マーケット感覚を身につけよう」をご紹介いたします^^
はじめに
IT技術の発展によって、ビジネス様式がダイナミックに変わろうとしています。これにより、日本規模ではなくグローバル規模で仕事の取り合いが起こったり、技術に置き換えられて消えてしまう仕事もあるでしょう。
私も実際、クラウド型会計ソフトを使ったり、オンラインで完結できる仕事は安い海外へ受託するなど、IT技術の恩恵を多いに受けています。私は英語が超苦手ですが、オンライン翻訳のお陰で、仕事上のやりとりは何とかなっていますw
ド田舎在住の私がIT技術のお陰で楽できていますが、一方でIT技術に仕事を奪われた人も少なくありません。私の例では、伝票入力の事務員さん、(海外へ受託しなかったら受託していたであろう)日本のメーカーさん、(出張せずに済んだため)旅行代理店や飲食店の仕事も減りました。このように、技術の恩恵がもたらす影響は広範囲に及びます。
20年前なら、一流大学に進学し、大企業に就職したら安泰!と言われていました。しかし現在は、大企業でさえリストラや統廃合の嵐が吹き荒れ、工場はどんどんコストの低い海外に移転しています。「一流大学→大企業」ルートの安全神話や、一億総中流社会はもはや過去のもの。貧富の差も拡大し、今や、子どもの6人に1人が貧困にあえいでいるとの報告も;;
このような時代を生き抜くヒントが、「マーケット感覚を身につけよう」に書かれています♪
「マーケット感覚」をみがく事の大切さ
マーケット感覚=価値を見抜く能力です。書籍のなかでのたとえ話ですが、道に金塊が落ちていても、その価値を知らない子どもや動物は金塊を遊び道具程度にしか思いませんが、価値を知っている大人は、また別の反応をします。
物事の価値に気づき、市場に評価されるビジネスに発展できれば、激動の時代でも巧みに生き残っていけると私も確信しています。
以下に、本書で参考になった文章を引用いたします。
これまでの日本では転職市場が小さく、新卒で大企業に入ることが何よりも重要でした。だから、実務経験のない学生の能力の証明として、学校の名前に大きな意味があったのです。しかし転職がごく普通の社会になれば、学歴よりも実際に証明された仕事での実績のほうが圧倒的に重要になります。
(p249)
新卒で就職できなかったら留年を余儀なくされたり、たった一度の失敗で出世の道が閉ざされたりする社会は冷たすぎます。転職が普通になれば、雇用の流動性がアップし、女性もより働きやすくなるでしょう。
自分の欲望に真正面から向き合うことが、これからはとても大事になります。日本では学校でも家庭でも、「我慢すること」に価値があるかのように教えますが、我慢するよりも「自分は何が不満なのか→自分が求めている理想的な状態とは、どのような状態なのか→自分が欲しいものは何なのか」と考えるほうが、よほど建設的です。
多くの人が不満を表明すれば、誰かが工夫や技術によって解決しようと考えます。生活者がワガママになればなるほど、世の中は便利になり、進歩するのです。
(p175)
我慢しすぎて自分の欲求を忘れてしまわないよう、気をつけましょう! また、不満を愚痴で終わらせるのではなく、提案レベルに昇華することも大切です♪
通常、組織における意思決定は属人的なので、キーパーソンを押さえることが重要です。(中略)組織における意思決定では、商品や意見そのものではなく、誰がそれを提起したか、誰が主張したか、誰が賛成したか、によって、大きなハンディが付けられるのです。(中略)
ですが、そんな力をいくら身につけても、市場型の評価が行われる世界では、まったく役に立ちません。そもそも市場には、社長や校長のような「決定的な権限を持つ人」が存在しません。意思決定に影響を与えるのは、極めて移ろいやすい意見を持った、不特定多数の人たちです。
(p188-189)
組織における意思決定で一番怖いのは、間違った決定がうやむやになって改善策の検討が行われないことです。こうなると、失敗を次に活かす風土も育ちません。それが積み重なって、ライバルメーカーに業績を抜かれたり、訴訟を起こされるといったリスクも増加します。
組織を離れても生きていく力を身につけるためには、上司(組織)に評価される人ではなく、顧客(市場)に支持される人を目指す必要があります。それができないと、何があっても今いる組織にしがみつくことしかできません。
(p189,191)
組織ではなく市場に支持される人を目指す。この一言だけでも、本書を購入した価値があります^^ 上司と顧客は違いますからね。MH4Gの極限化に対する不評が多いのも、もしかすると市場ではなく組織を見た結果かもしれません。
本書では、他にも、参考になる考えが沢山登場します! 興味が湧いた方は、是非本書を手にとってみてくださいね♪
今日のヒトコト
職種そのものが消えていく時代、今居る職場が消えても生きていける術を身につけることは、今後マストになります。マーケット感覚を磨くことは、その術を見つける良いキッカケになると確信しています。
何より、私自身も、色々思うところあって、今の職場が無くなってもある程度は生活できるようにしています。職場にしがみついて、市場ではなく上司に評価されたいがために、言いたい事さえ言えなくなるのはまっぴら御免ですからね~! 時には空気を読まずに斬り込むことも大切です♪
コメント
非公開コメントをくださった方へ
コメント有難うございます^^
私と同年代・同地域にいらっしゃるなんて奇遇ですね♪
私の行動原理は単純で、楽しいことをする!これにつきますw
時間とお金を確保するため、職場と家はメチャ近で家賃も激安!残業もしません^^
収入の全てを会社に依存しているわけでもないので、嫌な事は断わりますw
まぁ~好き勝手やってますわ^^;
話がそれましたが、私が思う大切なポイントは、自分が何に価値を感じて、何に時間をかけたいかです。
例えばドライブが好きなら、運転するためにあえて会社から遠い場所に住む選択もアリ!
自分が価値を感じることが明確になっていて、それを生かす方法に気いたり実践したりすれば、おのずと上手くいくと思います^^
モンハンにかぎらず、集団運営で参考になった本は、ご存知かもしれませんがドラッカーの「マネジメント」ですね♪
マネジメントと聞くと、会社の話と思われがちですが、家庭でも役立てられること多数!
今も迷った時は読み返していますよ^^ この本は超オススメ!
また、いつでも遊びに来てくださいね~!