不正・改造・チートツールを使用・販売することによる書類送検・逮捕・謝罪事例(2017/11/19・MH4Gでの逮捕者追加)

こんにちわ~!
不正データ・不正ツールに手を出した代償はゲームデータ破損にとどまらず、逮捕されて前科者になり、自身の将来を破壊する可能性も出てきました。さらに、不正使用者はユーザーにとどまらず、関連スタッフにも及んでいます。身に覚えのある方、今が引き際ですよ。

モンハン4Gデータ改ざん容疑 大阪の会社員を書類送検

カプコンの人気ゲームソフト「モンスターハンター4G」のデータを改ざんしたとして、大阪府警は17日、大阪市住吉区の会社員の男(44)を著作権法違反(同一性保持権の侵害など)の疑いで書類送検し、発表した。インターネットオークションを通じて客を募り、約200万円を売り上げていたという。

阿倍野署によると、男は2015年8月~昨年1月、6本のニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター4G」をパソコンを使って改ざんし、カプコンなどの著作権を侵害した疑いがある。男はネットオークションで「真・最強セーブデータ」とうたう商品を出品。落札した6人から宅配でソフトを受け取ったうえで、ゲームのアイテムの能力やキャラクターの所持金が増えるようにして送り返していたという。

男は「生活費が欲しかった」と容疑を認め、昨年6月までの約1年半でソフト250本分で、約200万円を売り上げたと説明しているという。

男が昨年6月、データの改ざんをとがめる匿名のメールが届いて怖くなり、阿倍野署に相談したため、容疑が発覚したという。
(2017/11/17・朝日新聞社)

データの改ざんをとがめられて怖くなったなんって、改造が違法であることを知らなかったのでしょうか^^; 良い年して色々残念な容疑者ですね;;

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”ドラクエX”の希少アイテム 不正入手容疑で書類送検

人気ゲームソフト「ドラゴンクエストX」で、数万分の1の確率でしか入手できないとされる希少なアイテムを100%の確率で不正に入手していたなどとして、システムエンジニアや高校生らが書類送検されました。
書類送検されたのは東京・調布市の27歳のシステムエンジニアの男と岩手県、福井県それに山口県の高校3年生ら5人です。警視庁の調べによりますと、5人は人気のオンラインゲームソフト「ドラゴンクエストX」で希少なアイテムを不正に入手したとして、私電磁的記録不正作出・供用などの疑いがもたれています。

アイテムは通常は数万分の1の確率でしか入手できないとされる希少なものですが、システムエンジニアの男が運営会社のサーバーに対して誤作動させる信号を送ることで100%の確率で入手できる方法を見つけ、SNSなどでほかの高校生らに教えていたということです。高校生らは、それぞれ数百回から数千回不正な入手を繰り返しゲーム内で売買していたと見られています。

同じゲームをしていたほかのプレーヤーが「希少なアイテムを全身にまとったキャラクターがいる」と運営会社に連絡して発覚し、警視庁によりますとこうした「チート行為」と呼ばれる不正はオンラインゲームで相次いでいるということです。
警視庁の調べに対し5人はいずれも容疑を認めているということです。

(2016/10/13・NHK)

この件は、ドラクエ10プレイヤーの間では、当事者のひとりがアイテムの不正な入手方法を動画で公開した事が発覚のキッカケになったと言われていますが、その動画を観たプレイヤーが運営に連絡していたのかもしれませんね。不正らしき言動を見かけたら運営に通報よ~っ!

「モンハン」でチート行為、容疑で大学生を逮捕 摘発は全国初

人気オンラインゲーム「モンスターハンターフロンティアG」をめぐり、プログラムを改変するチート行為をしたとして、奈良県警は4日、私電磁的記録不正作出・同供用容疑で、奈良県桜井市、通信制大学3年の男(20)を逮捕した。同ゲームをめぐるチート行為が摘発されたのは全国で初めて。

逮捕容疑は4月16、17日、愛知県小牧市の男性(28)と千葉県木更津市の男性(43)の同ゲームのデータにアクセスし、キャラクターを強くするプログラム改変を不正に行うチート行為をしたとしている。

県警によると、男は改変内容によってチート行為の値段を設定し、ネットオークションで千円~1万円で販売。落札者から同ゲームのIDとパスワードを受け取り、チート行為をしていた。愛知県の男性には3千円、千葉県の男性には1600円で販売していたという。

(2016/10/4・産経WEST)

遂に我がモンハンシリーズでも逮捕者が出ましたね~;; これまでの記事から、チート行為を行った時期から逮捕までは、大体、約半年~1年以上かかっているようですね。(時効にならない限りは)過去の不正でも逮捕されるという事でしょう。

「パズドラ」不正ツール作成=無料で公開容疑、大学生逮捕-神奈川県警

スマートフォン向け人気ゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)で不正に遊べるツールを作り、無料でダウンロードできるようにしたとして、神奈川県警サイバー犯罪対策課は15日、著作権法違反(公衆送信)容疑で広島市佐伯区三宅、私立大3年若園佳大容疑者(21)を逮捕した。同課によると、パズドラ不正ツール作成者の逮捕は全国初で、容疑を認めているという。

逮捕容疑は昨年6月27日午後7時50分ごろ、自ら作成したパズドラ不正ツール「パドミエーター」をインターネット上で公開し、不特定多数の人にダウンロードさせた疑い。

不正ツールは2013年9月から無料で提供。使用すると、課金なしで自分のモンスターを最強にできた。これまでの捜査に若園容疑者は「自分のプログラム技術を見せたかった」と説明。ゲームの運営会社が対策を講じると、逃れるためにバージョンアップを33回繰り返したという。

(2016/6/15・時事通信)

パズドラ不正ツールの「販売者」は、以前逮捕されていました(当記事下部参照)。今回は「作成者」が逮捕されたのですね。

モンストのキャラ不正入手、440万円稼ぐ 「家族養っていた」 33歳男を逮捕

スマートフォン向けの人気ゲーム「モンスターストライク(モンスト)」をめぐり、ゲームのデータを改竄(かいざん)することができる不正プログラムを使い、レアキャラクターを入手したとして、兵庫県警サイバー犯罪対策課などは29日、私電磁的記録不正作出・同供用容疑で、大阪府豊中市庄内栄町、無職、西村直樹容疑者(33)を逮捕したと発表した。

逮捕容疑は、モンストを有利に進行できるようデータを改竄できる「チートツール」と呼ばれる不正プログラムを、インターネット上から自宅パソコンにダウンロード。昨年12月、このプログラムを使い、レアキャラクター3体を不正に入手したとしている。

県警によると、西村容疑者は不正に入手したキャラクターを売るとインターネットオークションに書き込み、落札者に3体をセットで約1500円で販売。昨年4月~今年2月、同様の手口で計約440万円を稼いでいたとみられる。西村容疑者は調べに対し、「キャラクターを売ることで家族を養っていた」と容疑を認めているという。

県警が昨年12月、サイバーパトロールでオークションの書き込みを見つけ、犯行が発覚した。

モンストはキャラクターを敵にぶつけて倒す対戦型ゲーム。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のミクシィが運営している。

(2016/2/29・産経新聞)

「スタッフ1名がゲーム内規約に違反した行為を行なっていた」 オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」攻略本でおわび

スクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」の攻略本「冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド」で、攻略本制作スタッフが「ゲーム内規約に違反した行為」を行っていたことが発覚し、スクウェア・エニックス書籍編集部が7月22日夜にホームページ上で謝罪しました。

【「ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイドVol.6」】

「ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド」は、一般的な攻略本とは少し違った視点で研究・調査するのがウリのガイドブック。「NPC 1200人の拠点調査」や「ビンゴゲームのやりこみ」など、編集部「みちくさ冒険団」による「体当たり企画」が好評を博していました。2013年から定期的に刊行されており、今年9月にはシリーズ6作目の発売も予定されています。

おわび文では、「制作会社スタッフ1名が、ゲーム内規約に違反した行為を行なっていたこと」の報告、そしてプレイヤーへの謝罪と今後の再発防止に務める旨が記載されています。「違反行為」の詳細は明らかにされていませんが、ネット上では7月22日のお昼頃に「『みちくさ冒険団』に所属するアカウントがBOTツールを使ったような挙動をしている」との報告があり、話題になっていました。

(2015/7/23・YAHOO!ニュース)

「みちくさ冒険ガイド」の出版元はスクウェア・エニックスで、委託先はTwitter情報によると(有)東京テ○ストのようです(念のため、正しいかどうかは不明)。

ちなみに、ネット上で話題になっていたキャラクターは、ザックン(NL357-259)、みこと(VQ814-008)、マコト(KF357-428)、もぐら(PI890-271)で、そのスタッフのブログはコチラです。

委託会社とはいえ制作スタッフが不正を行い、さらに不正で得た情報で金銭的利益を得るつもりだった(過去にも得ていた?)なんて、いちプレイヤーとして非常に不愉快ですね~。ウワサによれば、(有)東京テ○ストのスタッフには、元ファ○通スタッフもいるのだとか(不正プレイヤーとファ○通スタッフの関連は不明)。ならば、ファ○通スタッフももしかしたら…な~んて、思ってしまいますね。

※委託元については、現時点では不確かな情報が多いです。確からしい情報がありましたら、修正・追記いたします!

「+297」「最強」…「パズドラ」チートツール販売容疑で男を逮捕 神奈川県警

スマートフォン向け人気ゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を有利に進めるための不正プログラム(チートツール)を販売したとして、神奈川県警サイバー犯罪対策課と加賀町署は30日、著作権法違反容疑で、さいたま市緑区原山の会社経営、柴田大(だい)容疑者(39)を逮捕した。

逮捕容疑は、平成26年12月1~4日、パズドラの不正防止機能を回避するチートツールを、インターネットオークションサイトで落札した4人に販売したとしている。

県警によると、柴田容疑者はオークションサイトに「最新 1500 円パズドラ +297 最強 チートツール 種類最多 ios」などと掲載し、チートツールを出品していた。

パズドラを運営するガンホー・オンライン・エンターテイメントは、ホームページ上で、このチートツールが「自分の所持しているモンスターのステータスを任意の値に変更し、難易度の高いダンジョンも簡単にクリアできるように、ゲームデータを不正に解読、改竄(かいざん)できるツール」だったと説明。「引き続き、不正行為の取り締まりにも積極的に取り組んでいく」としている。

(2015/6/30・YAHOO!ニュース)

チートツール販売逮捕 数年で2000万円か

オンラインゲームのキャラクターに通常ではあり得ない動きをさせたり、武器や道具を無限に増やしたりする不正プログラム「チートツール」をインターネットで販売したとして、警視庁は十三日、不正競争防止法違反(技術的制限手段に対する不正行為)の疑いで、無職山本昭秀容疑者(30)=兵庫県姫路市仁豊野(にぶの)=を逮捕したと発表した。

警視庁によると、山本容疑者は二〇一〇年ごろから、自身のサイトで六種類のゲームのチートツールを販売。少年ら五百人以上から、二千万円以上を売り上げていたとみている。

逮捕容疑では、一月、埼玉県内の四十代の会社員男性に、オンラインゲーム「アライアンス・オブ・ヴァリアント・アームズ」で不正行為を可能にするツールを販売したとされる。山本容疑者は容疑を認めているという。

最近はゲームの利用自体は無料で、武器やキャラクターの衣装を現金で購入する「アイテム課金」方式が主流。そのため、チートによるアイテムの無料取得などは運営会社の利益を損なう。チートの横行に嫌気が差して利用者が減れば、残った利用者も対戦相手不足などの不利益を被ることになる。

こうしたチート行為をめぐっては、神奈川県警が昨年六月、オンラインゲームのキャラクターを不正に強化したとして、電子計算機損壊等業務妨害の疑いで、少年三人を書類送検した。チートが犯罪として摘発されたのはこれが全国初。警視庁の捜査幹部は「根絶には販売側の摘発も必要」と話す。

(2015/5/13・東京新聞)

オンラインゲームのチート行為を初の立件 少年3人書類送検

オンラインゲームでチートツールを使い、運営会社が意図しない動作を繰り返させることで業務を妨害したとして、神奈川県警は6月25日、少年3人を電子計算損壊等業務妨害の疑いで書類送検した。報道によると、オンラインゲームのチート行為を同容疑で立件するのは全国初という。

「サドンアタック」サイト上の告知
ネクソンによると、同社が運営するオンラインFPS「サドンアタック」で、少年3人が共謀し、チートツールを使って同社が意図しない動作を繰り返させ、同社の業務に支障を生じさせ、業務を妨害した疑いがもたれている。

同社は神奈川県警による捜査の当初から必要な情報や被害の内容を報告するなどし、立件に協力してきたという。チートツールの利用などは同容疑に問われる場合があるとして、チートなどの不正行為を行わないよう呼び掛けている。

(2014/06/25・ITmedia)

マジコン店頭販売を初摘発 大阪・日本橋の販売店

コンピュータソフトウェア著作権協会によると、大阪府警は7月16日、いわゆる「マジコン」を販売したとして、不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)の疑いで大阪市の電子部品販売店経営の男(35)を逮捕した。

調べでは、男は6月20日、大阪・日本橋の店舗「まじぱら」で、ニンテンドーDSに施された技術的制限手段を回避してコピーゲームを起動できるようにするマジコンの基板とケース3セットを合計4800円で販売した疑い。

昨年12月1日に改正不正競争防止法が施行され、マジコンなどのアクセスコントロール回避機器の販売に対して刑事罰が科されるようになった。マジコンの店頭販売の摘発は全国初という。

(2012/7/17・ITmedia)

マジコン販売に初の不正競争防止法適用、男逮捕

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、愛知県警は5月30日、「ニンテンドーDS」で不正コピーソフトを起動できるようにする「マジコン」を販売したとして、不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)の疑いで、埼玉県三郷市の自営業の男(39)を逮捕した。

昨年12月1日に改正不正競争防止法が施行され、マジコンなどのアクセスコントロール回避機器の販売に対し、刑事罰が科されるようになった。DS用マジコン販売者に対し同法違反を適用して逮捕するのは全国初という。

調べでは、男は今年2月14日から3月9日までの間、ネット上の販売サイトを通じ、DSに施された技術的制限手段を回避してコピーゲームソフトの起動を可能するマジコンを3人に対し合計7200円で販売した疑いがもたれている。

マジコンをめぐっては、任天堂とゲームソフトメーカーが同法に基づき販売業者を提訴し、09年2月に東京地裁がこれを認める判決を出している。

今年2月にはWiiの改造を代行していた男が改正不正競争防止法の適用で逮捕・起訴され、有罪判決が確定している。

(2012/5/30・ITmedia)

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コメント

  1. セオ より:

    お久しぶりです、覚えているかわかりませんが昔たまに一緒に狩りをしてたセオです。モンハンシリーズで逮捕者出たのはちょっと複雑な心境ですよね…(*´・ω・`*)グスン

    • haniwa より:

      セオさん、お久しぶりですね!
      他のゲームでも逮捕者が出ているなか、メジャーなゲームのモンハンでも逮捕者が出るのは時間の問題だったかもしれませんね;;